看護職のための自己学習テキスト
本会は、2008年2月に「看護倫理―看護職のための自己学習テキスト」を作成しました。
その後、2017年4月および「看護職の倫理綱領」の公表に伴い2021年にも改訂しました。
今回、看護を取り巻く環境や社会情勢の変化、看護職が活躍する場や求められる役割の広がりを踏まえ、新たに在宅領域や多職種連携において生じる倫理的ジレンマに関する事例を本テキストに追加しました。
事例検討編
- 人生の最終段階における施設入居者の家族と医療・介護職の葛藤 (2024年12月追加)
- パーキンソン病の運動障害の進行により自室に引きこもった利用者への自己決定支援 (2024年12月追加)
- 入院直後に急死した患者の遺族への対応
- 家で死にたいという意向を持つ一人暮らしの末期がん高齢者
- 延命措置拒否のリビングウィルを持った救急患者の治療方針の決定
- 代理意思決定する妻の葛藤
- 高齢者の血液透析の選択
- 食事をめぐる介護施設での他職種との意見の違い
- 化学療法を受ける患者の治療計画の変更
- 統合失調症を有する患者のがんの精査と治療の選択
- B型肝炎の患者のドナー候補者となった妻の決断
- 子どもへの病状や治療の説明をめぐる家族と医療職との意見の違い
- 出生前診断の結果をめぐる家族の葛藤
- 認知症を有する術後患者の抑制の検討