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特定行為に係る研修制度の活用の推進
2015年10月、「特定行為に係る看護師の研修制度」が施行されました。
日本看護協会では「看護の将来ビジョン」において「本研修を修了した看護師は、特定行為のみを行うのではなく、連続した看護の関わりの中で特定行為を実施することにより、人々が安全で質の高い医療を時宜を得て受けられることに貢献する」と掲げており、以下のような基本的考え方のもと、制度の活用を推進しています。
特定行為研修制度についての日本看護協会の基本的な考え
- 少子超高齢社会における地域・国民のニーズに積極的に応えるため、制度の活用を推進する。
- 特定行為研修で医学的知識・技術を強化した上で、病態の変化や疾患、患者の背景等を包括的にアセスメント・判断し、看護を基盤に、特定行為も含めた質の高い医療・看護を効率的に提供することが期待される。
研修修了者は1,685人(2019年3月時点)、研修機関は40都道府県で134機関(2019年8月時点)となっています。一方で、活動にあたって組織で必要となる体制整備が困難であるという看護管理者や、学んだことを活動に活かすことができていないという修了生も少なくありません。そのため、2019年度は修了者の活動や効果に加え、より良い医療・看護の提供に資する組織の体制整備についての周知にも取り組んでいきます。
お知らせ
- 2019年11月27日
- 「特定行為研修制度ポータルサイト」を更新しました。
- 指定研修機関の情報を更新しました。
- 看護師の特定行為研修ポータルサイト
- 2019年10月18日
- 本会が実施する2020年度の特定行為研修に関する情報を更新しました。
- 2019年9月6日
- 看護師特定行為研修指導者講習会を開催します。
- 特定行為研修において指導者として携わる予定の医療従事者を対象に、東京・神戸の2会場で開催します。
- 看護師特定行為研修指導者講習会の詳細はこちら
2019年度の事業
1. 特定行為研修制度の活用促進に向けた周知
- ①研修修了者の活動や効果、必要な体制整備
機関紙「協会ニュース」でこれまで紹介した研修修了生の取り組みなどは、「制度の活用に関する取り組み」からご覧いただけます。 - 制度の活用に関する取り組み
- ②研修受講
特定行為研修の指定研修機関の検索や研修修了生の受講経緯などは「看護師の特定行為研修ポータルサイト」をご確認ください。 - 看護師の特定行為研修ポータルサイト
2. 特定行為研修指導者講習会の実施
3. 研修修了者への支援の実施
4. 制度の活用促進に向けた諸課題対策の検討
5. 在宅領域の研修修了者増加に向けた支援
- 本会が実施する認定看護師を対象とした特定行為研修の概要につきましては「本会の特定行為研修受講について」をご確認ください。
- 本会の特定行為研修受講について