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看護職になるには
超高齢社会の到来に伴い、国民の医療に対するニーズは急速に増大するとともに、人々の暮らしや価値観に合わせて多様化しています。これらのニーズに対応するため、医療全体として「チーム医療」や「他職種との役割分担、連携」が推進されており、看護職には、看護に必要な知識・技術の習得に加え、身に付けた知識に基づき思考する力、その思考を基に臨機応変に行動する力などが求められています。
看護職になるためには、法律で定められている必要な教育を受け、国家試験(准看護師は都道府県の試験)に合格し、免許を取得する必要があります。さまざまな教育機関で、教育を受けることができ、学校ごとの特色もあります。
看護師になるコースとしては、看護師教育を行う大学が増えています。また大学院では、平成16年から助産師教育、平成23年から保健師教育が始まりました。
日本看護協会は、免許取得前の教育は、専門職としての基盤として非常に重要だと考えています。これからの社会において国民1人1人に合った質の高い看護を提供するためには、多様な看護の場や複雑化する患者像に対応できるような教育が必要です。このような教育のために、大学および養成所における4年間の看護師教育を推進しています。また、保健師・助産師についても、国民から求められている期待は高く、その期待に応えるためには大学院での教育が必要だと考えます。
そのため、厚生労働省や文部科学省に対し、看護職の教育が行われるよう要望しています。
「要望書・意見書」はこちらからご覧いただけます。
免許取得前に行われる教育は、看護職としての基盤となるものです。看護職は、免許取得後も専門職として勉強を重ね、資質の向上を図ることが法律で決められています。
看護師になるには
- 看護師になるには、大学または3年以上の教育を受けて、看護師国家試験に合格する必要があります。
看護師には人間を幅広く理解する能力や根拠に基づき計画的に看護を実践する能力、他職種と連携・協働していく能力などが求められるため、免許を取得する前の教育では、これらの能力を培うための教育が行われます。
保健師になるには
- 保健師になるには、1年以上の教育を受けて、保健師国家試験に合格する必要があります。あわせて、看護師国家試験に合格している必要があります。
助産師になるには
- 助産師になるには、1年以上の教育を受けて、助産師国家試験に合格する必要があります。あわせて、看護師国家試験に合格している必要があります。
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このほか、都道府県知事免許の「准看護師」があります。准看護師は看護師学校養成所(2年課程)を修業することにより、看護師国家試験受験資格を得ることができます。
- ※ 保健師・助産師の教育プログラムがある大学では、看護師に加えて保健師・助産師の国家試験受験資格を得ることができます。
やっぱり看護のシゴト
日本看護協会では、主に、中学生・高校生の方を対象に、看護の仕事の魅力や看護師・保健師・助産師になるための進路をご案内したパンフレット「やっぱり看護のシゴト」を発行しています。
やっぱり看護のシゴト
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