地域包括ケアにおける看護提供体制の構築

母子のための安心・安全な地域包括ケアシステムの構築

出生数の減少により、分娩取扱医療機関の8割が産科混合病棟で、病床稼働率や重症度、医療・看護必要度の観点から複数の診療科との混合化になっており、産科の特性を考慮すると安全な体制とは言い難い状況です。また、産後うつや子ども・女性への虐待等への支援の必要性から、妊娠期から育児期における切れ目のない支援体制の整備が求められています。
そこで、本会では、2019年度に医療機関における安全・安心な出産環境の整備として、母子のための地域包括ケア病棟(仮称)の構築を目指し、8医療機関からデータ等を収集しました。2020年度は、「母子のための地域包括ケア病棟(仮称)モデル事業」を実施し、新たな支援体制を検討します。また、医療機関に勤務する助産師が地域で母子保健活動を実施するための支援体制の検討を行い、意見聴取、情報発信を行っていきます。

医療的ケア児の看護提供体制では、2019年度に医療的ケア児の成長・発達の各時期に関わる看護職の実態把握を行い、現状と課題を整理しました。2020年度は、医療的ケア児が地域で、安全に安心して暮らすために必要な支援体制の検討を行います。また、2017年から3年間実施した「小児在宅移行支援指導者育成研修」は普及に向けたプログラムを作成し、全国展開に向けた基盤を整備するとともに、医療機関や訪問看護ステーション・学校等に勤務する看護職が系統的に受講できる研修体制の整備に向けた検討も行います。

お知らせ

2020年10月1日
「母子のための地域包括ケア病棟(仮称)モデル事業」〜医療機関における産後ケア事業の実施向て〜中間報告会の申し込み受け付けを終了しました。
2020年4月2日
「2019年度改訂 助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)活用ガイド」を公表しました。
2019年6月21日
「院内助産・助産師外来の開設による効果に関する調査 報告書」を公開しました。
  • 調査にご協力いただきありがとうございました。結果の詳細は報告書をご確認ください。

周産期医療の現状と課題

周産期医療の概要や課題についてご紹介しています。

CLoCMiP

助産実践能力習熟段階:CLoCMiP(クロックミップ)やレベルV認証制度についてご紹介しています。

院内助産システム

全ての妊産褥婦と新生児に助産師のケアを提供するため、院内助産システム推進に関連する情報発信と研修開催などを行っています。

助産師出向システム

助産師出向の普及を目指し、会議・研修の実施や情報提供を行っています。助産師出向支援導入事業ガイドラインや、「助産師出向支援モデル事業」の報告書などを掲載しています。

助産師必要人数

現在、助産師には配置基準がありません。日本看護協会がまとめた「助産師必要人数算出に関する提案」をご紹介しています。

子ども・子育て、女性への支援

NICU/GCUから退院する母子への支援活動をご覧いただけます。

災害発生時の対応

「分娩施設における災害発生時の対応マニュアル作成ガイド」や災害時の周産期医療ネットワーク体制の構築などについて、掲載しています。

報告書等お役立ち情報

各種最新情報、事業報告書などがご覧いただけます。

助産師職能委員会活動

国際助産師連盟(ICM)の活動やお知らせがご覧いただけます。