母子のための地域包括ケア病棟の推進
全ての妊産褥婦と新生児に助産師のケアを提供するため、母子のための地域包括ケア病棟に関する情報発信を行っています。
母子のための地域包括ケア病棟の推進
日本看護協会では、2019~2020 年度に「母子のための地域包括ケア病棟(仮称)モデル事業」を実施しました。その成果から、かねてより本会が推進してきた「4つの機能」、つまり、〈院内助産・助産師外来〉〈産科関連病棟におけるユニットマネジメント〉〈医療機関における産後ケア事業〉〈地域連携〉が整うことが重要であることが明らかになりました。
各医療機関においても、「母子のための地域包括ケア病棟」の開設・運営を推進し、ぜひ、助産師をはじめとする看護職の力を積極的に活用して、地域や医療機関の実情に即した、妊産婦や母子に必要な支援の提供体制を1日も早く整えていただきたく、以下の冊子を作成し、公開しています。
院内助産・助産師外来の推進
院内助産・助産師外来ガイドライン2018
日本看護協会は、この度、厚生労働省からの委託を受け「院内助産・助産師外来ガイドライン2018」(平成29年度厚生労働省看護職員確保対策特別事業)を2018年3月に公表しました。
院内助産・助産師外来の開設時や運営の参考にご活用ください。院内助産・助産師外来を運営している医療機関は、自己点検にご活用ください。
院内助産・助産師外来ポスター
妊産婦やそのご家族の方へご案内していただくためのPRポスターを作成しました。
院内助産と、助産師外来を開設している病院等の皆さまは、院内助産・助産師外来のご案内ツールとして、ぜひご活用ください。
使用方法
- ポスターをPC等にダウンロードしてください。
- その後、施設名欄を、自施設の名前に変更して印刷してください。
- 施設名入力欄は、アクロバットリーダーでの修正が可能です。
- 入力できる文字数には限りがあります。ご了承ください。
サイズ:A3サイズでの印刷を想定しています。
これまでの変遷
日本看護協会では、妊産婦にとって安心・安全で満足度の高い出産環境を実現するために、これまで推進事業を行ってきました。
院内助産システムとしての推進3カ年計画(2008~2010年度)
- 平成20~22年度(2008~2010年度)にわたる「院内助産システムの推進3カ年計画」を策定。3カ年計画は、院内助産システムに関する用語・要件・支援体制等の整備、院内助産システムに関する医療関係職およびサービス利用者に対する普及啓発、そして政策提言が院内助産システムの推進に関わる国の政策や予算確保へ反映されることを目指しました。
- 院内助産システムの推進3カ年計画
院内助産システム推進ワークショップ
- 2012年3月3日(土曜日) 日本看護協会JNAホール
- 混合病棟について、「院内助産システム推進ワークショップ」を開催。本ワークショップでは、院内助産システム推進に関する本会の取り組みを示しながら、産科混合病棟における助産外来・院内助産の実施に向けて、事例を通して情報共有や意見交換を行いました。
- 当日資料はこちら
院内助産システム推進フォーラム
- 2011年2月26日(土曜日) フェニックスプラザ(東京)
- 「院内助産システム推進フォーラム」を開催しました。本フォーラムでは、「周産期医療の進歩と院内助産システム」「助産外来・院内助産の開設・実施の人材育成研修」「院内助産システム推進について~推進3カ年計画の評価と今後の課題~」の講演と「地域のニーズに応じた院内助産システムの実施に向けて~課題を克服するために~」をテーマにシンポジウムが行われ、質疑応答の後、閉会となりました。
- 当日資料はこちら
日本のお産をまもれ 第2弾 ~院内助産・助産師外来推進フォーラム~
- 2023年1月19日(日曜日)・ 2023年11月12日(日曜日)
- 2022年度、2023年度に「日本のお産をまもれ 第2弾 ~院内助産・助産師外来推進フォーラム~」を開催しました。
-
詳しくはこちら
産科関連病棟におけるユニットマネジメントの推進
医療機関における産後ケア事業
地域連携
「NICU/GCUにおける小児在宅移行支援パスと教育プログラム 2019年度版」(2019年5月8日)
NICU/GCUを退院する児とその家族の標準化した支援パスと在宅移行支援に関わる看護職のための教育プログラムを作成しました。所属施設の機能や特徴に合わせてご活用ください。また、その際は出典の記載をお願いします。
よりよいウェブサイトにするために
みなさまのご意見をお聞かせください