保健師関連事業

働き盛り世代の健康支援の強化

 日本看護協会では、我が国の労働者の健康支援の重要性を踏まえ、産業保健体制の強化に向けた取組戦略の検討に取り組んでいます。検討に当たり、実態を踏まえて今後のあるべき姿を描くことが重要であると考え、働き盛り世代の健康支援に携わる保健師などを対象に、「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」(令和6年度厚生労働省先駆的保健活動交流推進事業)として、以下の3つの調査を実施しました。本会では、今後も産業保健体制の強化に向け、保健師などの更なる活躍推進を目指し取り組んでまいります。
調査結果を報告書にまとめましたので、ぜひご高覧ください。

 令和6年度厚生労働省先駆的保健活動交流推進事業 産業保健に関わる保健師等の活動実態調査報告書


全文

統括報告書(P.i~P.ⅵ)

調査① 事業場における保健師等の活動実態の把握(P.1~P.88)

調査② 地域・職域保健における保健所保健師の活動実態の把握(P89.~P.166)

調査③ 小規模事業場の健康を支援する保健師等の活動実態の把握(P.167~P.215)

 

地域全体の健康・療養支援と仕組みづくり

2040年を見据え、少子高齢化や疾病構造の変化、療養の場の地域への移行などが進む中、健康増進や疾病の重症化予防などを含めた、地域全体の健康・療養支援体制の強化が求められています。

特に「予防」や医療と生活の両方の観点で対象者への支援を行う看護の役割発揮は重要です。本会では、健康状態や健康に影響を及ぼす社会的決定要因の状況を問わず、全ての人々に対して看護職による切れ目のない支援を提供するための重要な要素として「外来看護機能の強化」「地域における看護活動の場・機能の拡充」と「自治体保健師と地域の看護職の連携・協働による地域全体の健康・療養支援と仕組みづくり」を明確化しました。これまでの検討経過を踏まえつつ、各地の先駆的な取り組みからの学びを得て、今後必要な取り組みやそのポイントを取りまとめた冊子を作成しました。ぜひ実践活動へご活用ください。

冊子「自治体保健師と地域の看護職の連携・協働による地域全体の健康・療養支援と仕組みづくり」

表紙_自治体保健師と地域の看護職の連携・協働による地域全体の健康・療養支援と仕組みづくり

全文
序章(P.4~P.8)
第1章(P.9~P.30)
第2章(P.31~P.51)
第3章(P.52~P.53)

「地域包括ケアの実現を支える保健医療福祉連携システムの構築事業」報告書

報告書はこちら

入会のご案内

保健師の皆さまには、ぜひ日本看護協会にご加入いただき、より良い活動を展開していただきたいと願っております。共に、これからの保健師活動の基盤を強化していきましょう。

新任期の保健指導技術のスキルアップや、中堅期保健師の実践力の向上、統括保健師の人材育成に向けたプログラムを公開中です。

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