助産師出向システム

日本看護協会では、これまでモデル事業などを実施し、厚生労働省の「助産師出向支援導入事業」の基盤となる仕組みを整備してきました。引き続き、助産師出向の普及を目指し、会議・研修などの実施や、情報提供などを行っています。

助産師出向事業とは

助産師出向とは、現在の勤務先の身分を有しながら、他施設で助産師として働くものを指します。

「助産師出向支援モデル事業」とは

平成25・26年度(2013・2014年度)に日本看護協会が主体となって実施した、厚生労働省看護職員確保対策特別事業「助産師出向支援モデル事業」のことです。1都14県看護協会が参加しました。事業の詳細は、報告書をご覧ください。

「助産師出向支援導入事業」とは

「助産師出向支援導入事業」とは、平成27年度から開始された、厚生労働省医療提供体制推進事業補助金の看護職員確保対策事業の1つである「助産師出向支援導入事業」のことです。日本看護協会が実施した、「助産師出向支援モデル事業」を元に始まりました。
都道府県内の周産期医療と助産師の就業先の偏在状況を把握した上で、助産師の出向・受入れを実施し、地域における助産師の偏在是正、助産実践能力の強化支援、助産学生の実習施設の確保等を図ることを目的としています。

平成27年度厚生労働省看護職員確保対策の総合的推進「助産師出向支援導入事業ガイドライン」

本ガイドラインは、「助産師出向支援モデル事業」において、1 都14 県看護協会が助産師出向に取り組んできたプロセスを踏まえ、課題等を整理し策定したもので、「助産師出向支援導入事業」を行う際に参考となる基本的な事項をまとめています。