母子のための地域包括ケア病棟の推進

    全ての妊産褥婦と新生児に助産師のケアを提供するため、母子のための地域包括ケア病棟に関する情報発信を行っています。

    「母子のための地域包括ケア病棟推進会議」開催のご案内

    少子化に伴う分娩取扱施設の減少など、出産環境の変化に伴い、助産師にはさらなる専門性の発揮が期待されています。本会は、助産師の役割発揮の環境整備として2021年から「母子のための地域包括ケア病棟(※)」の推進をしてきました。本会議は、地域におけるリーダーシップの役割が期待される周産期母子医療センターの看護管理者の皆さまに、助産師が役割発揮をするための環境整備にご協力をいただきたく、周産期医療を取り巻く国の動向および、好事例施設の取り組みについて情報提供する機会を設けました。ぜひご参加ください。

    ※ 助産師をはじめとする看護職が妊産婦と新生児に集中してケアができる体制が整備され、妊娠・出産・子育て期において切れ目なく継続したケアが提供できる場と機能をもつ病棟をいう。1) 院内助産・助産師外来、2)産科関連病棟におけるユニットマネジメント、3)医療機関における産後ケア事業、4)地域連携、の4つの機能を備え一体的に実施している。

    日   時
    9月25日(木曜日) 13時30分~16時
    開催方法
    オンライン(Zoom)
    参  加 費
    無料
    対  象 者
    総合周産期母子医療センターの看護管理者など
    申込期間
    8月25日(月曜日)~9月16日(火曜日)
    申込方法
    以下URLから専用フォームにて受付

    ◆申込専用フォーム: https://online-conference.jp/josanshi2025/register
    ※ご質問なども、原則申込時にフォームにて事前に受け付けます。

    プログラム

    会長挨拶
    秋山智弥(日本看護協会 会長)

    「妊娠・出産・産後に関する様々な支援等のさらなる強化にむけて」
    講師/柴田 直慧氏(厚生労働省保険局保険課 課長補佐)

    「地域のニーズに応えるために、周産期母子医療センターの看護管理者に期待されていること」
    講師/井本 寛子(日本看護協会 常任理事)

    「地域の妊産婦が利便性を保ちながら、妊娠から出産・産褥期まで安心・安全に過ごせるよう支援する体制を構築した事例」
    講師/阿部 慈氏(香川大学医学部附属病院 看護部長)

    質疑応答・まとめ

    参加登録などに関するお問い合せ


    母子のための地域包括ケア病棟推進会議 
    配信担当 株式会社アクティブネット(運営委託先)

    @
    会議に関するお問い合せ


    公益社団法人 日本看護協会 健康政策部助産師課
    〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-8-2

    @

    母子のための地域包括ケア病棟の推進

    日本看護協会では、2019~2020 年度に「母子のための地域包括ケア病棟(仮称)モデル事業」を実施しました。その成果から、かねてより本会が推進してきた「4つの機能」、つまり、〈院内助産・助産師外来〉〈産科関連病棟におけるユニットマネジメント〉〈医療機関における産後ケア事業〉〈地域連携〉が整うことが重要であることが明らかになりました。

    各医療機関においても、「母子のための地域包括ケア病棟」の開設・運営を推進し、ぜひ、助産師をはじめとする看護職の力を積極的に活用して、地域や医療機関の実情に即した、妊産婦や母子に必要な支援の提供体制を1日も早く整えていただきたく、以下の冊子を作成し、公開しています。

    院内助産・助産師外来の推進

    院内助産・助産師外来ガイドライン2018

    日本看護協会は、この度、厚生労働省からの委託を受け「院内助産・助産師外来ガイドライン2018」(平成29年度厚生労働省看護職員確保対策特別事業)を2018年3月に公表しました。
    院内助産・助産師外来の開設時や運営の参考にご活用ください。院内助産・助産師外来を運営している医療機関は、自己点検にご活用ください。

    院内助産・助産師外来ポスター

    妊産婦やそのご家族の方へご案内していただくためのPRポスターを作成しました。
    院内助産と、助産師外来を開設している病院などの皆さまは、院内助産・助産師外来のご案内ツールとして、ぜひご活用ください。

    使用方法

    • ポスターをPCなどにダウンロードしてください。
    • その後、施設名欄を、自施設の名前に変更して印刷してください。
      • 施設名入力欄は、アクロバットリーダーでの修正が可能です。
      • 入力できる文字数には限りがあります。ご了承ください。

    サイズ:A3サイズでの印刷を想定しています。

    これまでの変遷

    日本看護協会では、妊産婦にとって安心・安全で満足度の高い出産環境を実現するために、これまで推進事業を行ってきました。

    院内助産システムとしての推進3カ年計画(2008~2010年度)
    • 平成20~22年度(2008~2010年度)にわたる「院内助産システムの推進3カ年計画」を策定。3カ年計画は、院内助産システムに関する用語・要件・支援体制等の整備、院内助産システムに関する医療関係職およびサービス利用者に対する普及啓発、そして政策提言が院内助産システムの推進に関わる国の政策や予算確保へ反映されることを目指しました。
    • 院内助産システムの推進3カ年計画
    院内助産システム推進ワークショップ
    •  2012年3月3日(土曜日) 日本看護協会JNAホール
    •  
    • 混合病棟について、「院内助産システム推進ワークショップ」を開催。本ワークショップでは、院内助産システム推進に関する本会の取り組みを示しながら、産科混合病棟における助産外来・院内助産の実施に向けて、事例を通して情報共有や意見交換を行いました。
    • 当日資料はこちら
    院内助産システム推進フォーラム
    •  2011年2月26日(土曜日) フェニックスプラザ(東京)
    •  
    • 「院内助産システム推進フォーラム」を開催しました。本フォーラムでは、「周産期医療の進歩と院内助産システム」「助産外来・院内助産の開設・実施の人材育成研修」「院内助産システム推進について~推進3カ年計画の評価と今後の課題~」の講演と「地域のニーズに応じた院内助産システムの実施に向けて~課題を克服するために~」をテーマにシンポジウムが行われ、質疑応答の後、閉会となりました。
    • 当日資料はこちら
    日本のお産をまもれ 第2弾 ~院内助産・助産師外来推進フォーラム~
    •  2023年1月19日(日曜日)・ 2023年11月12日(日曜日)
    •  
    • 2022年度、2023年度に「日本のお産をまもれ 第2弾 ~院内助産・助産師外来推進フォーラム~」を開催しました。
    • 詳しくはこちら

     

     

     

    医療機関における産後ケア事業

    地域連携

    「NICU/GCUにおける小児在宅移行支援パスと教育プログラム 2019年度版」(2019年5月8日)

    NICU/GCUを退院する児とその家族の標準化した支援パスと在宅移行支援に関わる看護職のための教育プログラムを作成しました。所属施設の機能や特徴に合わせてご活用ください。また、その際は出典の記載をお願いします。

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