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2019年

8月号

ICM West Pacific 代表 谷口初美

2019年前半期には、ICMのパートナーである組織や団体との主要な会議が開催され、5月には年次理事会がICM事務局のオランダ・ハーグにおいて開催された。主要な活動について報告する。

パートナー団体との会合など

2月には、FIGO(国際産婦人科連合)のICM事務局への訪問があった。またFranka CadéeICM会長とSally Pairman事務局長は、Annette Kennedy ICN(国際看護師協会)会長とHoward Catton 同CEOとの会合において、お互いの専門職としての特性を明瞭にし、特に、ソーシャルメディアにおけるイベント時に、ともにサポートすることで合意した。

4月24日には、Franka CadéeICM会長とSally Pairman事務局長は、WHO のAnshu Banerjee世界保健総局責任者とTedros Adhanom同事務局長等との会合で、助産師の自律的立場の重要性と、「性と生殖に関する健康と権利」(SRHR)における助産師の重要な役割を承認してもらうことに成功し、2020年が助産師の年と看護師の年になることが合意された。

写真右 ヨーロッパ地域会議(5月1日)

写真左 Heroines of Health(左端がSandra Oyarzo氏)

地域会議・理事会など

5月1日からは、ICMヨーロッパ地域会議が北部、中部、南部合同でアイスランドのレイキャビクにて開催(写真、右)、欧州の会員のための結束力をサポートすることが約束された。

写真下 5月年次理事会にてBoard members (前列左端がFranka Cadée 会長、後列左から2番目筆者)とSally Pairman事務局長(前列右端)

5月20〜23日、WHA(世界保健総会)がWHO本部のスイス・ジュネーブで開催され、Sandra OyarzoICM南アメリカ地域代表理事がチリの女性と助産師のために多大なる貢献をしたことでWomen in Global Healthの“Heroines of Health”に任命された(写真、左)。このWHAで、WHO、UNFPA(国連人口基金)、ICM共同で2030年までにユニバーサル・ヘルス・カバレッジ*1を達成するための助産師教育の質強化の枠組*2ができあがった。

理事会は、4月3・17日の2回の電子会議で2018年度の収支決算の承認と5月の年次理事会の議案を検討。5月14〜17日に年次理事会が事務局で開催された(写真、下)。ICM会員に、新たに7団体の加盟が認められ、計139団体119カ国となった。ICMの運営維持費の新たな算定基準について、各団体の個人単位の会費率という新たな構想が紹介されたが、今回は慎重に審議する必要性があるとして、さらなる改正案を期待することになった。

「ICM 2020 in Bali」でお会いしましょう!

2019年のICM地域会議は、最後のアフリカ地域会議が9月にアフリカ南部のナミビア共和国で開催予定である。また、ICM2020in Baliは2020年6月21〜25日にインドネシア・バリで開催予定。順調に準備が進んでおり、理事会会期中に1790題の抄録登録が報告された。4000名以上の参加者を期待している。事前参加登録締切は2020年2月28日です。来年のバリでお会いしましょう!