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協会ニュース 2022年7月号
おめでとうございます 2022参院選 友納理緒氏が初当選
「看護の明日をつくる。」処遇改善など政策実現を目指す

7月10日に投開票が行われた第26回参議院議員選挙で、日本看護協会の前参与で、日本看護連盟の組織代表として自民党から立候補した友納理緒氏が174,335票を集め、初当選を果たした。今後、看護職の国会議員として、本会と都道府県看護協会と協働し、看護現場の声を政治の場に届けて看護政策の実現に取り組んでいく。
友納氏は選挙活動を通じて、看護職の働く環境を整え、安全かつ充実した医療・看護を提供する体制を整えたいと訴えてきた。また、看護職の働く環境を整えることが、国民の生命と生活をまもることにつながるとも主張してきた。
当選を受け「全ての皆さまに心から感謝して、国政に押し上げていただいた以上は、自身の役割をしっかりと果たしたい」としている。具体的には、看護職の人員配置や働き方・処遇改善に取り組んでいく考えだ。また、コロナ禍でひっ迫した医療・看護の提供体制の整備や、訪問看護の充実にも取り組むとしている。さらに、自身も子育て中ということもあり、子育て支援策にも積極的に取り組むという。
友納氏は保健師、看護師、弁護士。2003年に保健師、看護師の免許取得後、法律の観点から看護職を守りたいと2011年に弁護士登録。医療・看護に関わる弁護士として活動してきた。衆議院議員の政策担当秘書の経験もある。ことし1月まで、本会の参与として主に法律の視点などから、政策活動や事業の推進に活躍した。