協会ニュース 2021年12月号

令和3年度 第5回理事会「令和4年度 重点政策・事業を提案」

11月25日、令和3年度第5回理事会が明治記念館で開催された。

協議事項では「令和4年度重点政策・重点事業(案)」が示された(表)。勝又浜子専務理事が前回理事会での意見の反映や、重点事業の実施内容などを説明・提案し、事業担当の常任理事が質疑に応じた。

令和4年度から新たな3カ年として取り組む次期「重点政策」と併せて「重点課題」「基盤強化事業」を位置付けた。「重点政策」については、9月の理事会での意見を踏まえて「地域の健康危機管理体制の構築」を加え、4政策12事業に取り組むことが提案された。

地区理事からは、重点政策について「地域における看護職の確保と活躍推進については、職能ごとに取り組むのではなく、4職能が連携して総合的に取り組むことを明示してほしい」「タスク・シフト/シェアについては、他職種との連携も含めて検討を進めてほしい」などの意見・要望があった。重点課題については、「准看護師養成の停止は日本看護協会の方針として表明されていることが、各県で取り組みを進める上で非常に重要であり、重点課題の最上位に位置付けられたのは心強い」などの意見があげられた。理事会での意見を検討・反映することを前提に了承され、来年2月の理事会で最終的に決定する。

報告事項では、本年度の重点事業の事業進捗状況を各担当理事から報告。そのほか、全ての協議、報告事項が了承、報告された。