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協会ニュース 2021年5月号
福井トシ子会長、意見交換会に出席「菅総理がワクチン接種体制に協力を要請」

福井会長(左側の奥から2番目)らが
菅総理との意見交換会に参加
菅総理との意見交換会に参加
4月30日に「総理と日本医師会長・日本看護協会長の意見交換会」が開催され、日本看護協会から福井トシ子会長と勝又浜子専務理事が出席し、菅義偉内閣総理大臣と意見交換を行った。政府からは、菅総理のほか、田村憲久厚生労働大臣と河野太郎新型コロナワクチン接種推進担当大臣が同席。日本医師会からは中川俊男会長が参加した。
福井会長は、新型コロナワクチン接種に向けた看護職確保の本会の取り組みについて説明し、ワクチン接種に従事する看護職の報酬の大幅な引き上げや、看護職を医療機関などから派遣した場合の当該医療機関への支援などの環境整備を要望した。
菅総理はまず「医療関係者の皆さまには、日ごろより新型コロナとの戦いが続く中で、国民の健康と命を守るため、昼夜を問わず大変なご尽力をいただいていますことに、心から感謝申し上げます」と、看護職をはじめとする医療関係者に謝意を示した。
さらに菅総理は「連休明けから全国各地で自治体による高齢者へのワクチン接種を本格化させ、7月末には終了したい」と述べ、すでに1億回分のワクチン確保の見通しがあると説明した。その上で、本会と日本医師会に対し、「新型コロナという、まさに国家レベルの緊急事態の克服に向けて、多くの医療関係者の皆さまに接種へのご協力をいただけるよう、全国の医師会・看護協会に、もう一度、働き掛けいただけますように心からお願い申し上げます」と、ワクチン接種体制の確保に向けた協力を要請した。