- ホーム
- 看護職の皆さまへ
- 看護職の専門性の発揮に資するタスク・シフト/シェアに関する事業
- 看護補助者との協働の推進
看護補助者との協働の推進
看護師がその専門性をより発揮するため、看護補助者との協働の重要性がこれまで以上に増しています。看護補助者との協働の目的は、適切な役割分担により、看護師がその専門性を必要とする業務に専念でき、看護チームとして質の高い看護を提供することにあります。
日本看護協会では、看護管理者への研修の策定や実施、「看護チームにおける看護師・准看護師及び看護補助者の業務のあり方に関するガイドライン及び活用ガイド」(2021年改訂)の公表など、看護補助者の活用を推進してきました。一方、看護補助者数は減少し、その確保が深刻化しています。
看護補助者の確保・定着に向け、看護管理者の皆さまに、看護補助者の現状等について理解していただくことが重要と日本看護協会は考えています。また、安全で質の高い看護提供体制整備のため、各施設における看護補助者の教育・研修の負担軽減及びその質の担保が必要です。
そこで、2022年度は看護補助者の確保・定着に向けた情報発信を行っていきます。さらに、看護師、看護補助者それぞれを対象とした研修を実施し、看護補助者との協働の推進に取り組んでいきます。
看護チームにおける看護師・准看護師及び看護補助者の業務のあり方に関するガイドライン及び活用ガイド(2021年)
社会における看護へのニーズが変化する中においても、安全で質の高い看護を効果的・効率的に提供するため、あらゆる場の看護管理者および看護師に対し、看護チームにおける看護師・准看護師・看護補助者の業務の在り方に関する基本的な考えおよび各施設において必要な体制整備について目指す姿を示すことを目的として2019年に作成しました。
看護師、准看護師の資格・業の違いおよび看護補助者の業務範囲に関する日本看護協会の考え方(2018年)
上記ガイドラインの基礎となっている基本的な考えを短い動画にまとめました。キャリナース内「資料室」からご確認ください。
看護補助者との協働に関する研修
看護補助者を対象とした標準研修
現場の教育・研修の負担軽減及びその質の担保を目的として、看護補助者を対象とした標準研修を作成しました。2022年診療報酬改定で新設された「看護補助体制充実加算」における研修要件を満たす内容となっています。
看護補助者との協働推進のための研修(看護師向け)
2021年度に厚生労働省の補助金を受け、医療機関の看護職を対象とした、看護補助者との協働のための研修について検討を行い、研修プログラムを作成しました。本プログラムに基づくオンデマンド研修は、2022年9月より配信します。
看護補助者の活用推進のための看護管理者研修は、45都道府県看護協会で実施しています(本会作成DVDを使用)。
看護補助者活用推進のための看護管理者研修テキスト(2013年)
看護補助者を管理・教育する看護管理者への支援を行うことを目的として2013年に作成しました。
看護補助者活用推進のための看護管理者研修テキスト(平成24年度厚生労働省看護職員確保対策特別事業)
活用事例集
よりよいウェブサイトにするために
みなさまのご意見をお聞かせください