令和6年度診療報酬改定

    このページでは、診療報酬の看護に関する改定情報をお知らせします。
    届出に関するご質問は厚生局都道府県事務所にお問い合わせください。

    日本看護協会の取り組み

    令和6年度診療報酬改定に関する情報提供について

    看護職員・看護補助者等の処遇改善について

    今回改定では医療従事者の人材確保、賃上げに向けた取り組みとして、医療関係職種に対する処遇改善の加算(ベースアップ評価料)が新設されました。
    看護職員や看護補助者などの医療従事者の処遇改善に向けて、ぜひ積極的にベースアップ評価料をご活用ください。

    • 「ベースアップ評価料等についての特設ページ」はこちら (厚生労働省ホームページ)
      届出様式および様式作成の手引き・動画などが掲載されています。
    訪問看護事業所の皆さまへ
    • 訪問看護ベースアップ評価料の活用について
      2024年度診療報酬改定により「訪問看護ベースアップ評価料」が創設されました。
      日本看護協会の調査では、医療機関で就業する看護師と比較し、訪問看護ステーションで就業する看護師の処遇は低い傾向にあります。
      訪問看護師の処遇改善に向けて、是非、評価料をご活用ください。
    • 訪問看護ベースアップ評価料の届出について 詳細はこちら (厚生労働省ホームページ)
      ・今からでも届出でき、届出の翌月から算定できます。
      ・賃金改善率の大小にかかわらず、届出ができます。

    • 訪問看護ベースアップ評価料(Ⅰ)専用届出様式作成の手引き 詳細はこちら (厚生労働省ホームページ:動画約20分)
    • 訪問看護ベースアップ評価料(以下、評価料)の活用に関しては、厚生労働省から疑義解釈が発出されています。詳細はこちら
      さらに、以下についてもご参照いただき、職員の処遇改善に向け訪問看護ベースアップ評価料の届出をご検討いただきますよう、お願いします。

      (参考1)
      訪問看護ベースアップ評価料(Ⅰ)のみを届出する場合(評価料Ⅰ専用届出様式)の5の③で、直近1カ月の訪問看護管理療養費(月の初日の訪問の場合)の算定回数を入力することで、評価料の算定金額の見込みが算出されますが、「直近3カ月の平均値など、より実際の見込みに近い計算値」を使うことも可能です。
      (参考2)
      評価料は、ベースアップなどに伴って発生する法定福利費(事業主負担分)・時間外・賞与などの増加分にも用いることができます。
      届出の説明動画で、「対象職員(全体)の賃金改善見込み額」の具体的な計算例がありますので参考にし、より実際に近い検討をすることが重要です。
      (参考3)
      利用者数の変動などによって、評価料による収入が、ベアなどの増加分を上回った場合で、追加で基本給などの引き上げを行うことが困難な場合には、賞与などの手当によって賃金の改善を行う、または、翌年度に繰り越すことは可能です。
      この場合、令和6年度の実績報告書および令和7年度の計画書において記載する必要があります。

    • 2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査

    令和6年度診療報酬改定に対する要望

    日本看護協会では、「看護の質の向上」「看護職が働き続けられる環境づくり」「看護領域の開発・展開」に向けて、必要な診療報酬のあり方を検討し、政策提言を行っています。
    令和6年度診療報酬改定にあたり、下記の要望を行いました。

    厚生労働省からの通知・説明資料等

    厚生労働省のホームページから改定の概要、関係法令等、全てを閲覧できます。
    令和6年度診療報酬改定について

    診療報酬改定説明動画・説明資料等について

    令和6年度診療報酬改定説明資料等について(2024年3月5日公表)

    参考

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