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協会ニュース2026年10月号
認定看護管理者教育が変わります-2027年から新たな教育体系へ-
認定看護管理者教育見直しの背景
日本看護協会認定看護管理者制度は、創設して25年以上が経過している。この度、本会は、我が国の人口構造や社会、医療提供体制の変化などを踏まえ、認定看護管理者(以下、CNA)に求められる6つの能力を明らかにした上で、CNA教育の見直しを行った。ファーストレベル・セカンドレベル・サードレベルで構成される現行のCNA教育課程を、これからのCNAに求められる役割や、現場を牽引していく看護管理者に必要な教育について、生涯学習の視点を含め検討を重ね、「新たなCNA教育課程」と「日本看護協会看護管理研修(以下、看護管理研修)」から成る体系に整理した。これにより、看護管理研修を修了した者が、新たなCNA教育課程受講要件の一つに位置付けられる。看護管理研修は2027年から、新たなCNA教育課程は28年から開講し、現行のCNA教育課程は28年度をもって教育を終了する。看護管理研修は、当面の間、都道府県看護協会をはじめとするCNA教育機関で実施するが、本会では先行事業として、8研修を26年11月から実施する。

新たな教育で知識と実践力を養う
看護管理研修は、組織的な視点で看護管理に関する基礎的な知識を学ぶことを目的とした全16研修で構成され、総時間数は105時間である。受講者自身の実践にいかせるよう、普遍的な知識を学ぶ「講義」と、知識を実践に反映するための「演習」で構成している。本会は「看護の将来ビジョン2040」において、質の高いヘルスケアサービスの提供に向け、看護管理者に限らず、全ての看護職が看護管理の視点を備えることの重要性を示している。多くの方が看護管理研修を受講し、それぞれの実践にいかすことが期待される。
新たなCNA教育課程は、自施設のみならず地域のヘルスケアサービスに貢献し、さまざまな施設と連携しながら、多様なニーズに対応できるCNAを目指す者のための教育であり、CNAに求められる6つの能力に基づき、教育内容を構成している。教科目ごとに演習を設け、CNAを目指す者がその役割を発揮するために必要な知識や実践力を身に付けられるよう、知識の獲得にとどまらず、実践への適応を促進するためのグループワークでの対話や、自発的・能動的に学ぶ機会を多く組み込んだ。講義と演習を組み合わせることで、学びを実践に向けて統合できるカリキュラムとしている。本会ではオンデマンドコンテンツの導入など、より多くの方が受講しやすい環境の整備を進めていく。
これからの看護を取り巻く環境において、看護管理者に求められる役割はますます拡大、複雑化していく。その中でCNAには、地域のニーズに応え、柔軟に現場をリードする役割が期待される。本会は、こうした役割を担うCNAの養成に向け、新たな教育を推進していく。
日本看護協会 協会ニュース700号-看護の歩みとともに-
1947年3月に発行した「協会ニュース」は、1961年に「日本看護協会協会ニュース」となり、今月で700号を迎えました。これまで本紙の編集や取材、執筆、情報提供などに携わってくださった多くの皆さま、そして長年にわたり手に取ってくださった会員の皆さまに、心より感謝申し上げます。
1947年の創刊以来、看護を取り巻く社会の動きや制度、全国の看護職の取り組み、本会の活動などを伝えてきました。創刊から約80年の間に、看護を取り巻く環境は大きく変わり、看護職が担う役割も広がりました。病院や地域、在宅など、人々の暮らしを支えるさまざまな場で看護の専門性がいかされるようになり、紙面もこうした時代の流れの中で歩んできました。取り上げるテーマや紙面のデザインは変化しても、会員の皆さまに必要な情報を届けるという役割は変わりません。700号を振り返ると、その時々の看護を取り巻く状況と共に、現場で働く看護職の姿が紙面に刻まれています。日々の実践や現場での工夫、そこに込められた思いを通して、その時代に看護職が何を考え、どのように人々の暮らしを支えてきたのかを知ることができます。
700号の先へ
現在、情報を得る手段は紙媒体から電子媒体へと大きく変化しています。だからこそ、これまで積み重ねてきた歩みを大切にしながら、これからの時代に合った方法で、必要な情報をより分かりやすく、よりタイムリーに届けていくことが求められています。700号は、これまでの歩みを振り返る節目であると同時に、これからの「日本看護協会協会ニュース」を考える新たな出発点でもあります。これからも、会員の皆さまにとって身近で役立つ情報を届け、看護の今とこれからを伝えていきます。
会員マイページ「キャリナース」(※)では、第1号から最新号までをPDFで掲載しています。約80年にわたる看護と本紙の歩みを、ぜひご覧ください。
※ キャリナース

