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協会ニュース 2021年2月号
新型コロナウイルス感染症
総理官邸で医療団体との意見交換「福井会長が看護職の処遇改善など求める」

菅総理と意見交換する医療団体の代表者ら
福井トシ子会長は、1月14日に総理大臣官邸で開催された菅義偉内閣総理大臣と医療関係団体との意見交換会に出席した。意見交換会には、政府からは田村憲久厚生労働大臣と西村康稔新型コロナウイルス感染症対策担当大臣も出席。医療団体からは本会のほか、日本医師会、日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、全国医学部長病院長会議の各代表者も参加した。
冒頭であいさつした菅総理は感染者の急増に対応する医療関係者への謝意を伝えた。その上で、「医療機関への支援が極めて重要であると認識している。新型コロナウイルス感染症に対応する医療機関が設備を整備し、医療従事者を確保し、診療を行えるよう最大限の支援を行っていく」と述べ、「本日は皆さまから、生の声を伺い、必要な支援、対策を躊躇(ちゅうちょ)なく実施していきたい」と呼び掛けた。
続いて各団体からの意見・陳情を行った。福井会長は①感染症に対応する看護職員の処遇改善②保健所の体制強化③平時からの看護職員の配置強化④資格を持つ全ての看護職員を把握し、資質を維持する体制構築、を求めた。