日本看護協会とは

専務理事からのワークリポート

月刊『看護』2023年2月号より

専務理事 勝又 浜子

専務理事 勝又浜子

2022年度第10回・11回常務理事会(11月11日・12月9日)報告

関東と関西ではいろいろ言葉の違いがあります。勝又家で問題になっているのは「手袋をはく」と「布団を着る」の2語です。私がこの発言をするたびに、夫と息子の2人に「そんな言葉はない、はくのは靴下だ! 布団はかけると言うのだ!!」と毎回注意され続けています。しかし、私はかたくなに修正していません。むしろ、関西に合わせろと意識的に使用しています。最近、夫が笑いながら言うには、「布団を着るという理由が判明した。常に布団をぐるぐる巻きにして寝ていることから、布団を着ると言っているのだなー」と。「うどんは黒い汁、おでんは、すじやちくわの練りものがおいしい」といちいちうるさい!!
さて今回は、第10回(11月11日)・11 回常務理事会(12 月9 日)の概要についてお伝えします。

第10回常務理事会

1.「分娩施設における新興感染症等対応マニュアル作成ガイド(仮)」作成に向けた方向性及び骨子について(案)協議し、承認を得ました。

【作成ガイドの方向性と骨子案について】

1)
目的
分娩取扱施設における新興感染症等対応マニュアルの作成に資すること
2)
対象
分娩取扱い施設(病院、診療所、助産所)の看護職
・感染症指定医療機関の指定の有無にかかわらず、全ての分娩取扱い施設を対象とする
・妊婦健康診査を実施する施設は対象として含める
3)
骨子【主眼を置く点】
①新たな新興感染症発生への日ごろの備え(物品の備蓄、研修実施、地域連携等)を推進することができるガイドとする/②国内で新興感染症が発生・感染拡大した場合に、一人の妊産婦も取り残すことのないよう必要な体制の構築や対応(陽性妊産婦を受け入れる体制・地域連携、情報の収集、ゾーニング、動線確保等)の推進を図ることができるガイドとする
2.「看護職の生涯学習ガイドライン(案)」のパブリックコメント実施について協議し、承認を得ました。

【ガイドライン(案)の作成意図】
①生涯学習の考え方の共通理解が促進される内容とする/②活動領域や組織形態などを問わず適用可能な内容とする/③本ガイドラインに関連する詳細は別の媒体を作成し周知する 
・看護職個人を対象としたものには、今後公表予定の「看護師に求められる能力・学習項目・習熟段階(ラダー)」の内容や活用方法を含む
・看護職を雇用している組織を対象としたものには、継続教育の基準ver.2に関連した内容と、「看護師に求められる能力・学習項目・習熟段階(ラダー)」を用いた支援等の内容を含む。

第11回常務理事会

1.第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 特別講演、教育講演について(案)協議し、承認を得ました。

【作成ガイドの方向性と骨子案について】

1)
メインテーマについて
「看護職の働き方を変え、新たな看護の価値を創造しよう」
2)
特別講演(60分)大阪1枠、横浜1枠
①「働き方改革とウェルビーイング」、②「ダイバーシティ&インクルージョンの本質」
3)
教育講演(60〜90分)大阪2枠、横浜2枠
①看護におけるPositive Management、②看護における事例研究、③新たな価値を創造するためのヒント、④医療DXの推進と看護
2.2022年度第26回(3月)看護職賠償責任保険制度研修会 実施要項(案)について協議し、承認を得ました。
1)
研修会の目的及び構成
①看護職賠償責任保険制度に“加入する意義”の周知を図る/②看護職の役割と判断、実施した行為に関して、“専門職としての責務”を再認識する機会を提供する/③医療事故の安全対策に重要な“組織での取り組み”や“看護職個人の知識・技術等”に関する題材を扱い、医療安全対策の一助となるようにする
2)
研修会の概要(図表1 参照)