日本看護協会とは

専務理事からのワークリポート

月刊『看護』2019年4月号より

専務理事 勝又 浜子

専務理事 勝又浜子

第11回常務理事会(2月8日)報告

大相撲初場所を見に行きました。私のごひいきは嘉風(年齢は高いが頑張っている)、阿炎(千代の富士級の美しいシコ)、そして最後に宇良(小さいがアクロバット相撲の天才)です。稀勢の里も鶴竜もいない場所でしたが若手が頑張りました。升席に座り家族3人で見ましたが、その前にもう1人の人を誘ったとき、「勝又ファミリーなら3人で十分」とのお言葉。確かに、長時間あのスペースで4人はきつすぎる。ビールに焼き鳥、枝豆を食べながらの観戦は至福のひと時でした。さて、今月は、第11回常務理事会(2019年2月8日)の報告事項の概要をお伝えします。

第11回常務理事会

1. 2019年度「看護の日・看護週間」事業の「看護の日」PR大使の任命について報告
須藤理彩(すどう・りさ)「女優」42歳、神奈川県出身。1998年にNHKドラマ「天うらら」で初出演。1999年「救命病棟24時」に出演し続編では認定看護師を演じる。私的には長女・次女を出産後、夫・川島道行氏を脳腫瘍で亡くしている。

2.看護師養成所の教員の勤務実態等に関する会員調査結果報告

目的:
教員の勤務環境、勤務実態、就業継続意向、抱えている課題等について明らかにする。
期間:
2018年8月24日〜9月19日
回答者数:
2033人
結果:
①時間外労働時間は平均23.1時間、②時間外労働以外に平均15.7時間の持ち帰り業務、③就業継続意向は45.2%と低い、④専任教員や実習指導教員の増員と教務事務職員の増員を望んでいた。
これらの実態を改善すべく厚生労働省の「看護基礎教育検討会」の中で発言をしていく予定。

3.「看護者の倫理綱領」検討委員会答申報告(座長:手島恵)
諮問事項:「看護者の倫理綱領」の改訂、普及に関する検討

1)看護職の倫理観に大きく影響を与える内容
  • 看護を提供する場の拡大
  • 医療事故防止の重視
  • 情報通信技術の活用推進
  • 保険医療福祉サービスにおける専門職・非専門職間の連携の推進
2)新たに追加、強調することが望ましい視点
  • 尊厳の尊重に関する事項
  • 情報の取り扱いに関する倫理的配慮
  • さまざまな専門職との連携・協働
  • 連携・協働する専門職との関係構築や対象との関係性

今後は2020年5月公表予定の「ICN看護師の倫理綱領」の改訂を考慮して進めていくこととなりました。

4. 院内助産・助産師外来の開設による効果に関する調査報告(厚労省委託事業)

目的:
①院内助産・助産師外来の実態把握、②妊産褥婦・助産師・産科医師への影響の明確化③開設・継続要因の明確化
回収率:
65.7%(688施設)
結果:
①院内助産・助産師外来を実施する医療機関は2016年度調査に比べほぼ横ばい、②院内助産・助産師外来開設後の「助産師の実践能力強化」と「助産師数の確保」および「産科医師の理解・協力」が鍵、③院内助産・助産師外来が及ぼす影響としては「妊産婦の満足度が高い」「助産師の実践能力が高くなった」「産科医師の業務負担軽減の実態」等が明らかになった。
今後は、詳細をさらに分析し本誌のほか、「協会ニュース」や学会等で周知していく予定です。