日本看護協会とは

専務理事からのワークリポート

月刊『看護』2022年7月号より

専務理事 勝又 浜子

専務理事 勝又浜子

2022年度第1回理事会(5月12日)報告

皆さんご承知のように、5月8日に看護の日のイベント「かんごちゃんねる」を新しい渋谷駅ビルのスタジオで開催し、中学生・高校生向けにオンラインで配信もいたしました。2040年には18歳男女が約80万人となり、現在の1学年定員約6万人の看護学生を確保しようと思うと12人に1人が看護の道に進んでいただかないといけません。まだまだ、男子が少ない看護の世界では、18歳女子だけで計算すると6人に1人という状況になります。他の第1次産業、介護の世界などでも若い力を期待している中、本当に厳しい状況です。そこで、新しいキャラクターのかんごちゃんを作成し、ラインスタンプも販売、看護の日のエピソードの最優秀賞のお披露目もアニメーションにしました。ぜひプロフェッショナルな看護職の姿を拡散していただければ幸いです。
さて、今回は令和4年度第1回理事会の概要についてお伝えします。

2022年度第1回理事会

1.   感染拡大に備える看護提供体制の確保に関する調査研究助成募集要項(案)について協議し、承認を得ました。

1)目的:新型コロナウイルス感染症への対応に係る調査研究を助成することにより、新興感染症発生時の看護提供体制の確保に寄与し、国民の保健医療福祉の向上に貢献する。

【寄付金事業】

2)助成の対象:新型コロナウイルス感染症への対応における看護提供に関連する内容であること。看護提供の場は、医療機関、訪問看護事業所、介護保険施設、社会福祉施設、行政機関等とする。
3)応募資格・要件:大学等に所属する研究者、学会、研究機関、都道府県看護協会等
4)助成金額:総額3000万円、1件当たりの助成金額:最大1000万円
5)助成期間:助成決定日(2022年7月中旬予定)〜2023年10月31日(火)
6)応募方法:日本看護協会公式ホームページより、「感染拡大に備える看護提供体制の確保に関する調査研究助成申請書」に必要項目を記載し提出
7)応募期間:2022年5月17日(火)〜6月17日(金)
8)審査・選考方法:応募申請書類により、本会内協議において総合的に審議の上選考する。詳細は本会公式ホームページをご覧ください。

2.   今後のナースセンターによる看護職確保の方針(案)について協議し、承認を得ました。

1)地域に必要な看護職の確保の推進(1)地域のニーズに合わせた看護職確保の推進(領域・地域別偏在の是正を実現するための就業者の移動支援等):47都道府県で「地域に必要な看護職確保推進事業」を展開し、地域の医療・介護提供体制に必要な看護職確保を推進する。(2)労働環境と働き方の変化への対応策の検討:個々の看護職の望む多様な働き方に医療機関や施設、事業所等が対応できるよう、求人施設に対して支援を行う。
2)看護職1人ひとりのキャリアに応じた就業継続・復職支援等の充実(1)看護職1 人ひとりのキャリアを活かした就業の支援:1人ひとりの希望やキャリアに応じた就業支援を強化する。(2)離職者の潜在化防止策の強化:すべての離職中の看護職に対して、希望に応じたキャリア支援を提供する。

3.   ウクライナ危機に対する国際看護師協会(ICN)の寄付送金について(案)について協議し、承認を得ました。

ICNが行うウクライナ支援活動に、本会から以下の方針で寄付の送金を行うこととしました。
1)第1弾として、4月中旬に2500万円(本会予算より執行)を寄付する(4月22日送金済)。
2)第2弾として、募金期間(2022年3月14日〜4月30日)に会員等からの寄付を募り、とりまとめた募金を寄付する。(1)寄付額:4066万7128円、(2)送金日:5月半ば(予定)、(3)寄付総額(第1弾+第2弾):6566万7128円。多くの方々からのご寄付に心から感謝いたします。