日本看護協会とは

専務理事からのワークリポート

月刊『看護』2019年10月号より

専務理事 勝又 浜子

専務理事 勝又浜子

2019年度第3回理事会(7月25日、26日)報告

私の執務室からは、国立競技場が見えます。2020年オリンピック・パラリンピックに向けて着々と準備が整えられています。そして、開会式をはじめとする参加チケットの売り出しに応募したものの1枚も当たりませんでした。皆さんはいかがでしたか?100mの決勝は高額なので、むしろ多くのアスリートを見ることができるのは予選だと思って応募しましたが残念な結果でした。当たるのは、年賀はがきも切手ばかり。宝くじを買っても300円。商店街のくじ引きでもティッシュペーパーばかり。誰が当たっているのでしょうか?
さて、今月は、令和元年度第3回理事会(2019年7月25日、26日)の概要をお伝えします。

2019年度第3回理事会

1. 看護研修学校と神戸研修センターの2020年度以降の認定看護師教育および特定行為研修の開講計画(案)

看護研修学校と神戸研修センターの2020年度以降の認定看護師教育および特定行為研修の開講計画(案)について協議し、承認を得ました。今後、学則変更等を行い、11月ごろには募集要項を公開する予定で作業を進めています。

看護研修学校
  • (1)認定看護師教育
    • 開講分野:クリティカルケア、皮膚・排泄ケア、感染管理、糖尿病看護、認知症看護(計5課程)
    • 定員:各30名
    • 教育期間:開講4月〜修了翌年3月
    • (2)認定看護師対象特定行為研修
      • 定員:185名(認定看護師のみ)
      • 区分別科目:
        【必修】栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
        【選択】①呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連、②循環動態に係る薬剤投与関連、③創傷管理関連、④感染に係る薬剤投与関連、⑤血糖コントロールに係る薬剤投与関連、⑥精神及び神経症状に係る薬剤投与関連、⑦領域別パッケージ研修「在宅・慢性期領域」
      • 教育期間:開講7月末〜修了翌年7月中旬
      • (3)在宅領域の看護師対象特定行為研修
        • 定員:15名程度
        • 区分別科目:
          【必修】領域別パッケージ研修「在宅・慢性期領域」
          【選択】栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連(特定行為:持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整)
        • 教育期間:開講7月末〜修了翌年7月中旬
        神戸研修センター
        • (1)認定看護師教育
          • 開講分野:がん薬物療法看護(1課程)
          • 定員:各30名
          • 教育期間:開講4月〜修了翌年3月
          • (2)認定看護師対象特定行為研修
            • 定員:120名(認定看護師のみ)
            • 区分別科目:
              【必修】栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
              【選択】①感染に係る薬剤投与関連、②精神及び神経症状に係る薬剤投与関連
            • 教育期間:開講4月末〜修了翌年3月中旬
              2. 2020年度「看護職賠償責任保険制度」内容(保険料や補償内容)改定(案)について

              ;2020年度「看護職賠償責任保険制度」内容(保険料や補償内容)改定(案)について協議し、承認を得ました。多くの申し込みをお待ちしています。

              現行保険 2020年度保険料
              補償内容
              年間保険料 2,650円
              (内訳:保険料1,800円+制度運営費850円
              2,650円
              (内訳:保険料1,800円+制度運営費850円
              対人賠償 5000万円(免責なし) 5000万円(免責なし)
              対物賠償 50万円(免責なし) 100万円(免責なし)
              人格賠償 50万円(免責なし) 5000万円(免責なし)
              初期対応費用 250万円(免責なし) 500万円(免責なし)
              • 事故が発生した場合に、被保険者が負担する社会通念上妥当と認められる初期費用
              3. 訪問看護師倍増策(案)について

              本会における訪問看護師倍増策(案)について協議し、承認を得ました。
              国の推計では、2025年には訪問看護従事者数は約12万人が必要であるという値が示されました。従事者数を増やしていくためには、まず国が基本計画を示すべきであると要望してきました。今後は、以下の方向で倍増に取り組むとともに、積極的に情報発信を行ってまいりたいと考えています。

              1)訪問看護従事者の増加に向けた方策

              • (1)訪問看護ステーションの拡充
                ①訪問看護ステーションの大規模化、②複数事業者の連携による業務の共同実施
              • (2)医療機関からの訪問看護の提供
                ③24時間対応可能な支援体制の強化、④医療機関における訪問看護人材の確保
              • (3)訪問看護師の採用・育成
                ⑤新卒看護師採用・育成の強化、⑥潜在看護師、プラチナナース等の就業および転職促進

              2)人材確保のための基盤整備に向けた方策

              • ⑦職場環境改善および訪問看護の周知

              3)総合的な推進・支援

              • ⑧訪問看護総合支援センター(仮)の設置