日本看護協会とは

専務理事からのワークリポート

月刊『看護』2017年3月号より

専務理事 井伊久美子

専務理事 井伊久美子

平成28年度第10回常務理事会(1月13日)

第10回常務理事会

【協  議  事  項】
  • 第50回(平成31年度)日本看護学会学術集会開催地看護協会(案)を承認

    都道府県看護協会から開催希望を収集し、以下の点を考慮し決定した。

    ・基本的に開催希望した領域を優先
    ・全7領域の開催会場の借り上げ経費と規模
    ・複数希望が重なった領域は、前回開催からの期間

    学術集会開催地:
    急性期看護―岩手県(7月18・19日)
    慢性期看護―鹿児島県(11月14・15日)
    在宅看護―栃木県(9月13・14日)
    精神看護―福井県(11月8・9日)
    ヘルスプロモーション―長野県(9月19・20日)
    看護管理―愛知県(10月23・24日)
    看護教育―和歌山県(8月8・9日)
  • 平成28年度看護労働政策関連事業の一部変更と追加

    ①夜勤労働に関する労働科学的調査研究事業(変更)

    目的:
    今年度事業企画として、外部の研究機関に委託し、夜勤・交代制勤務に伴うリスクについて労働科学的調査研究を行うことを計画していた。しかし、厚生労働省の研究費取得ができなかったため、調査研究に着手する準備として、既存研究や国外で発行されている規制、基準等の情報収集に変更したい。収集した情報については、平成30年度診療報酬改定に向けた要望、厚生労働省等への予算要望のエビデンス、平成29年度に計画している労働科学的調査研究に活用する。
    実施体制:
    夜勤労働、労働科学等に関する知識を有するシンクタンク、研究所等に委託
    委託内容:
    以下についての情報収集
    ・近年の看護職に特化した夜勤・交代制勤務に関する国内外の研究結果
    ・近年の看護職に限らない夜勤労働について国内の学会等で発表されたデータ等
    ・ILOの「夜業に関する条約・勧告」「EU 労働時間指令」、米国疾病予防管理センターや国立労働安全衛生研究所から発行されたガイドライン等の基準について、およびその基となった健康・安全面の考え方
    ・夜勤専従に関する国内外の研究レビュー、海外の基準規制等、およびその根拠
    ・近年の夜勤時間帯に起こった事故事例等
    納品期日:
    平成29年3月15日

    ②平成28年度老人保健健康増進等事業 介護施設における看護職員に求められる役割とその体制のあり方に関する調査研究事業(事業追加)

    目的:
    本年度委託を受けた老人保健事業について、特別養護老人ホーム等介護系施設と訪問看護ステーションに対し、施設調査および職員調査を実施するが、関係団体に調査依頼の説明をしたところ、回収率を上げるための施策を示唆された。そこで、専用封筒の作成、団体からの協力依頼文の封入、アンケート回答の督促はがきの発出を行いたい。

    ③平成28年度「はたさぽ」第3版の印刷・配布

    目的:
    「はたさぽ」は平成24年に第1版を発行し平成25年に第2版に改訂、都道府県ナースセンター等に累計約26万部配布している。平成28年度は届出制度や法改正の部分を改訂し第3版を作成する。事業企画では電子媒体の作成のみとしていたが、都道府県看護協会等から看護学生等への配布のために冊子での提供を求められていた。今般届出制度の周知においても有効であることから、冊子の印刷に変更する。都道府県ナースセンターでは、学校訪問や巡回就職相談等の事業を通じて看護学生にも「はたさぽ」を配布してきた実績がある。改訂版を4月から配布できるよう対応する。
    作成部数:
    7万5000部
    配布先:
    看護学生、都道府県ナースセンター、関係団体等
【報  告  事  項】
  • ナースシップへの移行進捗状況について

    新会員情報管理体制ナースシップは、会員の利便性向上や情報セキュリティの強化、現金取り扱いのリスク軽減等を目的として検討し開発を進めてきました。新体制の構築やシステム開発においても多くの貴重なご意見をいただき、皆で創り上げてきていると考えています。また、このたびは、移行にあたり、都道府県看護協会、会員の皆さまはじめ多くの関係の方々に多大なご協力をいただいており、心から感謝申し上げます。
    新体制の構築はやっと会員情報等の移行段階になりましたが、まだまだ途上であると認識しています。また、システムの修正等必要な対応は皆さまのご意見をいただきながら、順次行っていきます。今後とも、ご理解ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
    以下、現時点での進捗状況をお知らせします。

    ①平成29年度継続申請書・入会申込書受け付け数:
    66万782件(書類不備再提出分含)
    ②継続申請データのナースシップシステムへの登録数:
    62万1990件
    職種別には、保健師1万6707件、助産師2万1554件、看護師55万5305件、准看護師2万8424件となっている。
    ③会費収納(施設とりまとめの銀行振込):
    12月1日〜31日の振込件数は846件、1月1日〜11日の振込件数は538件で計1384件。そのうち振込金額の過不足や会員情報の未登録等で会員の特定ができなかった施設が91件あったため、会費納入済みの会員数は2万481名。順次会員の特定を進めている。当初銀行振込を選択した施設は9848件であったため、1月11日時点で14%強の振込をいただいている状況である。引き続き振込を受け付けている。
    ④口座振替依頼書の提出状況:
    1月11日時点の依頼書提出件数は39万1252件で、これには書類不備による再提出分も含まれている。残念ながら書類不備率は10%を超えている。1月27日には初めての口座振替による自動引き落としが予定されているが、現在システム上の確認作業等すべて整い引き落とし可能となっているのは約26万4000件である。次回は2月27日が自動引き落とし日程で、確認作業ができ次第口座振替を進めていく予定である。
    ⑤施設用WEBのID・パスワード通知:
    9879件
    ⑥キャリナース登録数:
    1万3872件