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協会ニュース 2022年10月号
令和4年度第4回理事会 令和5年度重点政策を提案

福井会長(中央)と習田看護課長(左)
日本看護協会は9月30日、令和4年度第4回理事会を開催した。
協議事項では「令和5年度重点政策(案)」について、勝又浜子専務理事が趣旨を説明した。重点政策は、3年の実施期間を見込んで継続して取り組んでおり、令和5年度は2年目にあたる。重点政策については「1.全世代の健康を支える看護機能の強化」「2.専門職としてのキャリア継続の支援」「3.地域における健康と療養を支える看護職の裁量発揮」「4.地域の健康危機管理体制の構築」の現行の4政策を踏襲。「重点課題」と「基盤強化事業」についても同内容で継続して取り組むことを提案した。また来年度からの2年間で2025年に向けた「看護の将来ビジョン」への取り組みを評価し、次期ビジョンの策定に着手する旨も説明された。
地区理事からは、重点政策・重点事業の策定意図について「国の政策動向を見据え、それに沿った表現や記述をしていただきたい」などの意見があった。重点政策の方向性については了承され、事業内容は次回以降の理事会で継続して議論し、最終的に2月の理事会で決定する。
また、ことし4月に厚生労働省医政局看護課長に就任した習田由美子氏が来賓として出席。あいさつでは、看護職員の皆さまがより一層働きやすく、活躍できる環境整備に努めていくとし、令和5年度看護関係予算概算要求について説明。「引き続き看護協会と連携して政策を進めていきたい」と述べた。