活動

ICN大会・関連会議

ICNは、2年ごとに開催される会員協会代表者会議(CNR)に合わせて、世界各国の看護師が集まるICN大会を開催しています。これらの大会は世界最大規模の看護学会であり、100カ国以上から約4,000人以上の看護師が参加しています。
大会では、テーマに沿った基調講演や演題発表などが行われるほか、シンポジウムやワークショップなども開催されます。大会の約1年前から抄録の募集が始まります。

今後開催される大会の最新情報については、「ICN大会」ページをご確認ください。
ICN大会

会員協会代表者会議(CNR)
ICNは会員協会代表者会議(Council of National Representative, CNR)を2年毎に開催しています。CNRは、ICNの最高意思決定機関であり、ICNに加盟する各国看護師協会(NNAs)の代表者が参加しICNの運営等ガバナンスや政策の方向性等について重要な議論や決議が行われます。
6月29日から7月1日にかけてモントリオールで開催された今回のCNRには、82のNNAsの代表者が参集し、CNRのまとめとして、以下のICNコミュニケが発出されました。

 ・ICNコミュニケ(日本語訳)
 ・ICN Communiqué(英語原文)【ICNウェブサイト】

ICN/ICM/WHO 三者会議

三者会議は、国際看護師協会(ICN)、国際助産師連盟(ICM)、および世界保健機関(WHO)の三者が主催し、2年毎に開催されています。
上記会議に続いて開催される世界保健総会(WHA)において、各国代表者などに対し看護・助産の重要性をロビー活動する際に用いると同時に、参加者などが情報提供、提言活動などで活用することが期待されています。

第9回三者会議

2022年5月にウェブ上で開催され、三者声明が発表されました。

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活動報告

ICN年次報告書および各種ガイドラインなどの出版物つきましては、以下をご覧ください。

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国際看護師の日

ICNは、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日である5月12日を「国際看護師の日(International Nurses Day)」と定めました。毎年、ICNは世界の保健医療や看護の方向性、トレンドを示すテーマを決め、テーマに関する情報を発信しています。
内容はこちら

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社会経済福祉(SEW)

ICNでは、主に看護職の労働状況の改善のために、欧米の先進諸国の看護師協会を中心にICNインターナショナルワークフォースフォーラム、アジア圏を中心にアジアワークフォースフォーラムを毎年開催しています。各国の看護サービス制度、看護職の社会経済福祉に関する課題について情報交換、問題共有を行い、課題解決に向けた取り組みを行っています。

この会議は、各国看護師協会代表者が参加する会議で、英語で行われています。本会からは役員が毎年参加し、世界の看護を取り巻く労働条件についての情報収集を行い、日本における取り組みについて発表しています。この会議の様子は、協会ニュースまたは総会要綱等で報告しています。

ICNインターナショナルワークフォースフォーラム(ICN IWFF)

ICN IWFFは主に欧米先進国の看護師協会が参加しています。主要な参加協会は、日本、オーストラリア、カナダ、フィンランド、アイスランド、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデン、アメリカの看護師協会(11協会)です。日本以外の看護師協会は、職能団体としての役割のほか、労働組合としての活動を行っています。

ICNアジアワークフォースフォーラム(AWFF)

AWFFはアジアの看護師協会(日本、中国、香港、インドネシア、韓国、マカオ、マレーシア、モンゴル、フィリピン、シンガポール、台湾、タイの看護協会、(12協会)が参加しています。この会議と併せて、アジア看護師協会同盟(AANA)会議が開催されます。 この会議に参加しているアジアの看護師協会は労働組合としての活動は行っていません。

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ICN ネットワーク

ICNは、組織や国境を越えた国際的な意見交換を目的として、テーマごとにネットワークを設置しています。現在、以下のネットワークが活動を行っています。
ICNネットワーク一覧

  • International Nurse Practitioner/Advanced Practice Nursing Network

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FNIF女子教育基金

概要

女子教育基金(GCEF)は、開発途上国の看護師の遺児である18歳以下の女子が初等教育・中等教育課程を継続し、修了することを支援するものとして、2005年に発足しました。国際看護師協会(ICN)とフローレンス・ナイチンゲール国際基金(FNIF)がプログラムを運営しています。基金への寄付は、学費・制服・教科書等の費用と心理社会的支援に充当されます。

2005年の発足以降、350人以上の女子がGCEFのプログラムに参加してきました。現在、ケニア、エスワティニ、ウガンダ、ザンビアにおいてプログラムが展開されています。
GCEFプログラムの女子は、GCEFコーディネーターとのつながりをもち、教育の継続、および日常的な問題への対応の支援を受け、中等教育修了後、高等教育への進学や就職することを目指します。

日本看護協会の対応

ICNの会員として、女子教育基金の理念に賛同し、基金への協力を行っています。初年度(2005年度)は、4000ドル(20人分)の寄付協力を行い、2006年度以降は義務教育期間である9年間の継続支援を行うため、年間2000USドル(10人分)、10年間で総額22,000USドル(約220万円)の寄付協力支援を行いました。当初の支援計画は終了しましたが、現在も毎年、寄付協力を実施しています(2019年時点)。

  • ひとりあたり1年間の初等教育費用(制服・教科書、昼食代、学費)を200ドルとして算出。

GCEFプログラム

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