看護職を目指す方へ

准看護師制度について

医療の現場では、複雑な病気を抱え多くのニーズのある患者さん一人一人に合わせた医療の提供が求められています。そのために、さまざまな専門職がそれぞれの専門性を生かして、自律的に行動し、より良い医療の提供に貢献しています。

准看護師制度は、戦後急激な病院増設により看護師の需要が大きくなる中で、当時女子の高校進学率が低く、看護師を十分に増やすことが難しいため、中学校卒業を要件とし看護師を補助するものとして発足しました。時代は変化し、急速な高齢化、医療の高度化・複雑化を背景に、医療安全やチーム医療の観点が重要視され、看護職には自律的に判断し行動できる能力がいっそう求められています。

そのため、日本看護協会は国民のニーズに合わせた看護職の養成が行われるよう、准看護師養成所を看護師養成所に転換し、看護師養成への一本化を目指します。また、准看護師の看護師資格取得を推進するための進学支援に取り組みます。

本会の活動─看護師養成への一本化に向けて

看護師養成への一本化に向け、国民および関係省庁、関係団体等に理解されるよう都道府県看護協会と連携し、主に以下の活動を行っています。

養成の一本化に向けた中長期的活動方針の明確化
准看護師の資質向上に向けた活動
・都道府県看護協会との協働
・准看護師の看護師養成2年課程への進学支援
    奨学金制度(通信制)
    准看護師へ進学に関する情報提供
准看護師養成の停止及び看護師養成への転換
・関係省庁への要望
・准看護師制度に関する国民や関係者への情報発信・周知