看護の日

「忘れられない看護エピソード」

忘れられない看護エピソード」は、「看護の日・看護週間」事業の一環として看護職、一般の方々から看護にまつわる心温まるエピソードを募集したものです。毎年、看護週間の期間中に表彰式を開催しています。

第6回「忘れられない看護エピソード」

初めて受賞作品を映像化しました

最優秀賞は、庄ア美恵さん(看護職部門)、野裕子さん(一般部門)

日本看護協会は5月8日(日曜日)、日本看護協会ビルJNAホールで、第6回「忘れられない看護エピソード」表彰式を開催し、約200人が来場しました。
今回は、3,305作品が全国各地から集まり、授賞式では、受賞20作品の発表と最優秀賞と内館牧子賞の表彰を行い、「看護の日」PR大使に就任した剛力彩芽さんによる最優秀賞2作品の朗読が行われました。
また今回は初めて作品の映像化(ショートムービー化)を実施しました。選ばれたのは夫の闘病を支える妻と看護師との交流をつづった一般部門の最優秀賞「静かな勇気」。表彰式で公開をし、その後、作中に出てくる看護師とお腹の赤ちゃんが12年の時を経てサプライズで登場しました。再開を熱望していた受賞者の野さんと文中に描かれた看護師の梅田さんと、小学6年生になったお子さんが抱き合う場面もあり、会場は温かな涙に包まれました。
こちらのページで受賞20作品のダウンロードと映像化作品を視聴できます。

任命証を手にする剛力さん 12年ぶりの再会を果たす野さん(左)と梅田さん親子 表彰式会場前で「看護の日グッズ」の配布を実施

  

「静かな勇気」(再生時間約5分)

  

第6回「忘れられない看護エピソード」表彰式ダイジェスト版

  

剛力彩芽さんの朗読

一般部門「静かな勇気」

  

看護職部門「専属ナース物語」

  

特別審査員・内館牧子さんの講評

選考委員の内館牧子でございます。
私はこの「忘れられない看護エピソード」を拝読することと、表彰式で皆様にお会いすることが毎年、とても楽しみでした。なのに今回は、皆様にお会いするどころか突然の入院で看護職の皆様のお世話になってしまいました。
このところ、息切れと動悸がひどいと思っていた矢先、突然の高熱。歩くこともやっとという緊急事態になりました。いつも診て頂いている聖路加国際病院に這うようにして行きまして、そのまま即入院です。肺炎を引き起こしていました。
朝から晩まで看護師さんに助けて頂き、改めて看護職の方々がどれほど多くの人の命を支えているかを、思い知らされました。
今回はそんなわけで初めての欠席になってしまいましたが、ベッドでもう一度皆様の作品をじっくりと再読させて頂きました。

「看護職部門」の最優秀賞『専属ナース物語』は選考委員からほぼフルマークで選ばれました。厳しい闘病生活を送る父親と、看護する看護師の娘。父と娘の互いのプライドがぶつかり、不思議な夢が交錯し、とてもいい一編の物語になっています。文章も構成もみごとです。
内館牧子賞の『教えるよりも聴く』は、ふだんなかなか聞くことのない助産師のエピソードがとてもストレートに心に響きました。いい話です。そして―――母親たちを手助けできる「この仕事、当分辞められそうもない」という締めの文章も印象的でした。
優秀賞の『神様の声』『人生を変えたことば』『お湯加減はいかがですか?』は、どれも迫りくるようなエピソードですが、この三点には共通したものがあります。それは本人たちが看護師としてピシッと背骨を持っていること。であればこそ、どこかあたたかくユーモラスです。どれも非常にいい作品でした。
なお、選には漏れましたが、『手、いっぱいの看護』という作品の中に「私の手は看護の力を持っているんだ」という文章がありました。この自覚こそが背骨になり、あたたかさになるのでしょうね。

「一般部門」の『静かな勇気』も、選考委員のほぼフルマークでした。短い文章で、これほどまでに「逝くことと生まれてくること」を鮮烈に描ききった作者に感服しています。再び明日のために奮闘を始めたラストが生きています。
内館牧子賞の『未雷(みらい)』は、私の大変に好きな作品でした。構成も文章もよく、絵にからめて人間の心をよく表わしています。ドラマにできそうな話ですね。
優秀賞の『告知日に聞いた、“幸せの扉”』『川柳セラピー』『やさしい声』は、どれを読んでも、患者やその家族にとって看護師の力が大きいかわかります。看護師の皆さんにとっては重いことでしょうが、病院という区切られた空間で、痛みや不安と戦いながら生きようと前を向く患者にとって、看護師の笑顔ひとつ、行動ひとつが生きる力になることが具体的にあたたかく描かれています。

今年3月の新聞紙上での東日本大震災の被災地の看護職との座談会の中で、坂本すが会長が看護師にとって、「いつもそばにいる、手を離さない」という姿勢の大切さを語っておられました。これこそが患者として本当に有難く、心強いことです。
最後になりますが、本年度のPR大使、剛力彩芽さんは、私の大好きな女優さんの一人です。きっと看護の日PR大使としてお力を発揮して下さると思います。
本日は伺えず申し訳ありませんでしたが、皆様、本当におめでとうございました。

2016年5月8日
内館牧子

第6回受賞作品一覧

作品名をクリックするとPDFファイルでご覧になれます。

部門 作品名 受賞者
最優秀賞 看護職 専属ナース物語[PDF976KB]PDFリンク 庄ア美恵さん 長崎県
一般 静かな勇気[PDF948KB]PDFリンク 野裕子さん 滋賀県
内館牧子賞 看護職 「教える」よりも「聴く」[PDF719KB]PDFリンク 中村凡子さん 富山県
一般 未蕾(みらい)[PDF747KB]PDFリンク 岡森陽子さん 大阪府
優秀賞 看護職 人生を変えたことば[PDF745KB]PDFリンク 小林加代子さん 東京都
お湯加減はいかがですか?[PDF770KB]PDFリンク 長田美保さん 東京都
神様の声[PDF790KB]PDFリンク 大井真理子さん 大阪府
一般部門 川柳セラピー[PDF693KB]PDFリンク 類家 梢さん 青森県
やさしい声[PDF728KB]PDFリンク 谷口治子さん 東京都
告知日に開いた“幸せへの扉”[PDF746KB]PDFリンク 小野田真由美さん 京都府
入選 看護職 思い、届くことを願って[PDF694KB]PDFリンク 祐川尚子さん 北海道
患者の手から感じる思いに触れて[PDF790KB]PDFリンク 品澤一寿さん 東京都
笑顔を引き出す看護[PDF860KB]PDFリンク 堀井 緑さん 神奈川県
起死回生の誕生日[PDF743KB]PDFリンク 金澤佳織さん 京都府
かえって来てよかった[PDF750KB]PDFリンク 和田京子さん 岡山県
一般部門 魔法[PDF723KB]PDFリンク 福士勝久さん 北海道
看護師さんの昼寝[PDF709KB]PDFリンク 五十嵐一男さん 福島県
ホタルの光に癒されて[PDF753KB]PDFリンク 加藤なみゑさん 埼玉県
命を与えてくれたチュー[PDF768KB]PDFリンク 柏木澄江さん 神奈川県
願いごと[PDF707KB]PDFリンク 山本 潤さん 静岡県

第6回「忘れられないエピソード」集 【PDFダウンロード】

第6回「忘れられない看護エピソード」

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第5回「忘れられない看護エピソード」

過去最多、3,536作品から最優秀賞が決定!

最優秀賞は、平安香由美さん(看護職部門)、川添芳身さん(一般部門)

日本看護協会は5月10日(日曜日)、日本看護協会ビルJNAホールにて、第5回「忘れられない看護エピソード」表彰式を開催し、受賞作品の発表と最優秀賞、内館牧子賞、「看護の日」25周年特別賞の表彰を行いました。
今回は、過去4回を上回る3,536作品が全国各地から集まりました。また、「看護の日・看護週間」事業のスタートから25年を記念して25周年特別賞を設け、受賞作品を人気作家・桜沢エリカさんが漫画化しました。

表彰式では特別審査員の内館牧子さん(脚本家)による講評のほか、ゲスト審査員で「看護の日」PR大使のホラン千秋さんらのトークショーが行われました。

表彰状授与
表彰状授与
漫画紹介
漫画紹介
内館牧子さんの講評
内館牧子さんの講評

第5回「忘れられないエピソード」集 【PDFダウンロード】

第5回「忘れられない看護エピソード」

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スマートフォン用アプリ「忘れられない看護エピソード集」(iPhone版、Android版)

「忘れられない看護エピソード」の歴代の優秀作品を、手軽にいつでも楽しめるスマートフォンのアプリができました。アプリは無料です。

心がじんわりと温まる話や思わず笑みがこぼれる話、涙なしには読めない話など、選りすぐりのエピソードをぜひお楽しみください。

収録作品:第1〜5回の看護職/一般部門の最優秀賞、内館牧子賞、優秀賞、入選など102作品
※第6回作品は収載しておりません。
価格:無料
ダウンロード:スマートフォンでアクセスしてください。

   



      

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「忘れられない看護エピソード」が1冊の本になりました!

いのち輝くいい話

本書は「忘れられない看護エピソード」の第1回〜第3回への応募作品と、プレ開催への応募作品の中から、受賞作品を中心に84篇を収載しています。

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第4回「忘れられない看護エピソード」

全国3,422作品から、最優秀賞が決定!

朗読動画
「看護の日」PR大使の蛯原英里さんらの
朗読音声はこちらから視聴いただけます。

最優秀賞は、豊ア幸子さん(看護職部門)、河上知子さん(一般部門)

日本看護協会は5月10日(土曜日)、日本看護協会ビルJNAホールにて、第4回「忘れられない看護エピソード」表彰式を開催し、受賞作品の発表と最優秀賞、内館牧子賞の表彰を行いました。

今回の募集(2013年11月15日〜2014年2月28日)では、全国各地から過去最多の3,422作品が集まりました。
表彰式では特別審査員の内館牧子さん(脚本家)による講評や、ゲスト審査員の「看護の日」PR大使・蛯原英里さんのトークショーが行われ、抽選で招待された一般参加者、看護職などが参加しました。

第4回「忘れられない看護エピソード」 特別審査員・内館牧子さんの講評

第4回「忘れられない看護エピソード」集【PDFダウンロード】

第4回「忘れられない看護エピソード」

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※冊子の無料配布は終了しました。

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第3回「忘れられない看護エピソード」

全国3,419作品から、最優秀賞が決定!

最優秀賞は、小野寺真理さん(看護職部門)、楠由美さん(一般部門)

第3回「忘れられない看護エピソード」

日本看護協会は5月11日(土曜日)、日本看護協会ビルJNAホールにて、第3回「忘れられない看護エピソード」表彰式を開催し、受賞作品の発表と最優秀賞、内館牧子賞の受賞者表彰を行いました。
「忘れられない看護エピソード」は、「看護の日・看護週間」事業の一環として看護職、一般の方々から看護にまつわる心温まるエピソードを募集したものです。 今回は、全国各地から過去最多の3,419作品が集まりました。
表彰式では特別審査員の内館牧子さん(脚本家)による講評や、ゲスト審査員の若尾文子さん(女優)のトークショーが行われました。

第3回「忘れられないエピソード」集 【PDFダウンロード】

第3回「忘れられないエピソード」集冊子

エピソード集のPDFを閲覧・ダウンロードしていただけます。配布をご希望の場合、こちらをコピーしてご利用ください。

※冊子の無料送付は終了いたしました。

第2回「忘れられない看護エピソード」

全国2,952作品から、最優秀賞が決定!

最優秀賞は、佐々木 敦子さん(看護職部門)、森田欣也さん(一般部門)

第2回「忘れられない看護エピソード」

日本看護協会は、「看護の日」である5月12日(土曜日)に日本看護協会ビルJNAホールにて、第2回「忘れられない看護エピソード」表彰式を開催し、受賞作品発表と最優秀賞、内館牧子賞の受賞者表彰を行いました。
全国の一般の方と看護職の方から、2,952作品が寄せられました。

第2回「忘れられないエピソード」集 【PDFダウンロード】

第2回「忘れられないエピソード」集  冊子を無料配布しています!

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※冊子の無料配布は終了しました。

第1回「忘れられない看護エピソード」

全国1,940の応募作品から、最優秀作品が決定!

最優秀賞は看護職部門 篠川照美さん(愛媛県)、一般部門 関口裕司さん(千葉県)

第1回は、2011年5月14日(土曜日)に日本看護協会ビルJNAホールにて、「忘れられない看護エピソード」の表彰式を行いました。最優秀賞に輝いた看護職部門の篠川照美さん(愛媛県在住)、一般部門の関口裕司さん(千葉県在住)に、表彰状と賞金が授与されました。

第1回は、2010年12月から2011年2月まで募集し、全国の一般の方、看護職の方から、1,940作品が寄せられました。表彰式には特別審査員の内館牧子さん(脚本家)による講評や、ゲスト審査員の愛華みれさん(元宝塚花組トップスター、女優)のトークショーが行われ、抽選で招待された一般出席者、看護職を含む、約100名が参加しました。

第1回「忘れられないエピソード」集 【PDFダウンロード】

第1回「忘れられないエピソード」集冊子

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※冊子の無料配布は終了しました。

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