日本看護協会とは

常任理事のマンスリー通信

月刊『看護』2018年8月号より

常任理事 川本利恵子

常任理事 川本利恵子

【第49回(平成30年度)日本看護学会学術集会が始まります!!】

2018年7月19日から、徳島県徳島市で第49回日本看護学会学術集会が始まります。徳島県での学術集会は精神看護領域で、「時代・地域・心の壁を乗り越える精神看護〜「藍」の里から、「愛」をもって、「私(I)」が支える〜」をテーマに、あわぎんホールで開催されます。サブテーマにある「アイ」という言葉に、開催地である徳島県看護協会のメッセージが込められています。この精神看護領域に始まり、その後、9月までに在宅看護、看護管理、看護教育、急性期看護、ヘルスプロモーション、慢性期看護の合計7領域が開催されます。それぞれ開催地のテーマに込められた狙いに思いをはせてください。また、学術集会は看護現場にいる多くの看護職が集う場です。臨床現場の課題解決や看護の質向上に向けたディスカッションの場として、これまで約50年間もつないできました。今後も多くの看護実践に基づく研究成果が報告され、日本看護学会の学術集会の存在価値を高めていただきたいと思います。

常任理事 吉川久美子

常任理事 吉川久美子

【平成30年度の新体制がスタート】

平成30年度日本看護協会通常総会が開催され、平成30年度の新体制がスタートしました。常任理事として昨年1年間培ってきたものをベースに、気持ちを新たに、職務にまい進していく所存です。
今年度の担当は、①医療保険制度・診療報酬、②医療制度(看護補助者含む)、③医療機能評価、④看護管理に関すること(DiNQL含む)です。医療保険制度・診療報酬については、平成30年度の診療報酬改定後の状況を評価しつつ、平成32年度の診療報酬改定に向けての準備を進めていきます。看護管理に関することでは、看護管理者のマネジメントラダーについて検討し、作成していきます。また、DiNQL事業については、診療報酬改定に伴う変化(看護師の配置状況、身体抑制実施状況など)、外来看護師の配置状況などをモニタリングするとともに、看護政策決定の場へ反映できるよう検討していきます。今年度もよろしくお願いいたします。

常任理事 熊谷雅美

常任理事 熊谷雅美

【また頑張ろうと思えた1日】

6月13日の全国看護師交流集会Tに、約3000人の皆さんがご参加くださいました。2015年度から「病棟における看護師長の役割を深める」をテーマに活動してきた中で、チーム医療における多職種連携の課題が抽出されました。現在、診療報酬で立ち上がるさまざまな多職種協働チームが存在します。患者ケアの責任を担う看護師には、それぞれの職種のidentityを理解した上で最善の活動となるようチームをマネジメントする必要性が明らかになりました。そこで、今年度の交流集会のテーマを「あらためて看護の専門性・独自性を再確認する」としました。特別講演として琉球大学医学部附属病院地域医療部の金城隆展先生をお招きして「患者の幸せの最大値を目指す専門職倫理とは」についての講演を、続いて臨床の現場で活躍されている4名の方から、「看護が“看護”であるために〜時代にあわせて変化する役割〜」をテーマにご発言をいただきました。看護の素晴らしさ、やりがいを再確認した1日になりました。

常任理事 荒木暁子

常任理事 荒木暁子

【認定看護師制度再構築についての理解を!】

6月の通常総会では新役員も決まりました。よりいっそう力を合わせて頑張っていきます。認定看護師制度再構築の進捗です。総会でもお伝えいたしましたが、新たな認定看護師の教育を2020年度に開始すべく、現在、制度移行の準備と周知活動を強化しております。これからの超高齢社会に向け、あらゆる場のニーズに応えられるよう、認定看護師には大きな期待が寄せられています。
新たな認定看護師制度に特定行為研修を組み込むことにより臨床推論力や病態判断力を強化し、小児から高齢者まで複雑な状態を抱える人々に対して、急性期から慢性期医療に広く対応できるよう、また、地域へ広がるニーズに対応できるよう教育を検討しております。詳細は本会ホームページをご覧ください。また、第49回日本看護学会学術集会では「緊急レポート」として説明を行うとともに、相談ブースも設置します。11月以降は、全国4カ所で説明会を行います。

常任理事 鎌田久美子

常任理事 鎌田久美子

【常任理事に就任して】

平成30年度通常総会で常任理事に就任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
担当は、地域保健・健康増進、地域包括ケア・医療介護・基金、看護職員の需給対策、災害支援・健康危機管理、保健師職能の強化です。特に、少子超高齢多死社会において、本会の重点政策の1つである「地域包括ケアにおける看護提供体制の構築」にあたっては、看護管理者と行政保健師が互いに連携し合って、役割を果たしていけるよう、中長期的な看護職員確保のための看護職員需給にかかわる政策提言に盛り込むなど、しっかりと取り組んでいきたいと思います。また、福岡県庁で保健師として培った保健・医療・介護行政の経験を生かし、看護職員があらゆる場で、国民に対し、質の高い看護を提供できるよう、ATM(A:明るく、T:楽しく、M:前向きに。さらに、A:あきらめず、T:立ち止まらず、M:めげない)の精神で、業務にまい進します。

常任理事 井本寛子

常任理事 井本寛子

【臨床現場の声に耳を傾け事業推進】

本の医療提供体制や看護職を取り巻く環境は大きく変化しています。臨床の現場から見ると、この変化によってよい方向へ進んだこともありますが、新たな課題も生じています。私は、これまで、地方と都市の医療施設で看護師、助産師、看護管理者として臨床経験を積んでまいりました。この臨床で培った現場感覚を大切にしながら、これらの課題に対応できるように視野を広げ、職責を果たしていきたいと思います。
常任理事としての所掌業務は、「看護職の役割拡大・チーム医療」「看護倫理・業務基準」「看護職賠償責任保険制度」「奨学金制度」です。職能委員会は助産師職能を担当し、助産師職能の強化や、国際助産師連盟に関する業務に携わります。看護実践の現場に密接にかかわる看護倫理や看護業務、チーム医療の推進や看護職の将来に大きく影響する看護職の役割拡大等を所掌しますので、臨床現場の声に耳を傾け推進してまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。