看護補助者標準研修 -看護補助体制充実加算該当パッケージ-
★本研修は、令和6年度診療報酬改定における「看護補助体制充実加算」の要件に該当する研修です。
医療現場ではチーム医療が推進されており、看護チームの一員である看護補助者も、より良い看護を提供する上で欠かせない存在です。日本看護協会では、看護補助者向けの標準研修を制作しておりますが、その内容から、直接ケアを主として行う看護補助者に必要な研修内容を抜粋し、新たにパッケージとして研修を制作しました。看護チームとして質の高い看護の提供に向けて、是非、本研修をご活用ください。
【申し込み先】
本研修は都道府県看護協会および日本看護協会で実施しています。都道府県看護協会で実施している場合は都道府県看護協会にお申し込みください。
以下、現時点で申し込み開始時期の決まっている都道府県一覧です。
2025年度 都道府県看護協会主催の看護補助者標準研修
以下は、日本看護協会主催の研修にお申し込みの場合です。
【申し込み期間および受講料】
・申し込み期間:2025年4月9日~2026年2月28日
・受講料:申し込み者が日本看護協会会員の場合、受講者1名につき11,000円(税込)、申し込み者が日本看護協会の会員でない場合、受講者1名につき22,000円(税込)
※その他、詳細については研修受講の手引きをご確認ください。
研修プログラム
研修受講の手引き
申し込み方法
施設の看護管理者が、以下研修受講申込書と別紙(受講者一覧)に必要事項を記載し、メール添付にて日本看護協会オンデマンド研修事務局(宛先:ky-od@nurse.or.jp)までお申し込みください。
演習終了後の手続き
演習終了後は、施設の看護管理者が以下2点の報告書類を作成し、直筆で署名の上、PDF化したのち、メールに添付にて期日までに日本看護協会オンデマンド研修事務局(宛先:ky-od@nurse.or.jp)に提出してください。
【演習終了報告書提出期限】2026年3月9日 厳守
報告書類提出後、終了が確認できた場合は、5営業日以内に研修修了証が発行可能になった旨メールでご連絡します。研修修了証は、期日までにオンデマンド研修を受講したサイトから発行してください。期日を過ぎますと、翌年以降の再発行等についても対応不可となりますのでご注意ください。
【研修修了証発行期限】2026年3月31日 厳守
よくあるご質問と回答
※以下は日本看護協会主催研修に関するQ&Aです
申込みと受講対象者に関すること
研修受講の手引きをご覧ください。
受講料ご入金前であれば、キャンセルは可能です。申込みを行った際の連絡先にご連絡ください。なお、受講料のご入金後のキャンセルには対応できませんので、予めご了承ください。
所属の都道府県看護協会で実施していない場合や、実施していても日程が合わない、遠方であるなどの理由がある場合は、日本看護協会で申し込みができます。なお、両方に申し込むことはできません。
医療機関の看護管理者による申込が必要です。
日本看護協会が提供する研修の受講の対象は、医療機関に3年以上勤務する看護補助者です。加算の施設基準の詳細は、管轄の地方厚生局にお問い合わせください。
受講料のご入金前であれば、可能です。メールで修正した申込書をお送りください。なお、受講料ご入金後の一部返金および人数変更、受講者入れ替えは致しかねます。
受講料に関すること
看護補助者の受講者1名につき受講料がかかります。また、受講用のIDはお一人ずつに発行され、1つのIDで複数の方の視聴はできません。
お申込者が日本看護協会の会員であれば、全員会員料金で受講可能です。
管理者用IDは、受講管理や演習準備の参考にご利用いただくもので、受講料は受講者(看護補助者)の分のみとなります(お申込の管理者の分の受講料は発生しません)。
支払いに関すること
請求書による銀行振込のみです。振込手数料は各自でご負担ください。
申込書の請求書宛名に記載のうえお申し込みください。振込者名は一致していなくても構いません。
可能です。希望される場合はメールでご連絡ください。領収書発行申請書をお送りします。
オンデマンド受講に関すること
ご入金の確認が取れましたら、数日以内にお申込者のメールアドレス宛てに受講開始通知メールを送付します。
郵送は行っておりません。資料はログインするとダウンロードできますので、各自でご対応をお願いします。
本研修は、診療報酬においては「修了証の発行される外部研修」の位置づけです。主催者(日本看護協会)が受講管理を行う必要がありますので、院内での集合研修は認められません。割り当てられたID・パスワードを用いて各自で受講してください。
申込みの際に発行される管理者IDを使用して、各受講者の受講状況が確認できます。
演習準備の際の参考として、管理者IDで動画を視聴いただけます。
視聴は、演習実施前までに終えてください。演習実施前に視聴が終了していない場合は、演習終了を認められません。なお、2026年3月31日までは、復習のため繰り返し視聴することができます。
現状では外国語バージョンの作成予定はございません。
パスワードは手入力せず、届いたメールからコピーして貼り付け、前後にスペース等が入っていないことを確認して再度お試しください。
演習実施に関すること
日本看護協会に申し込んだ場合は、自施設で演習を実施してください。
集合演習は2時間以上行っていただく必要があります。日本看護協会ではすべての演習の実施を推奨しますが、施設に合わせていくつか選択することも可能です。
演習には、必ず実技を取り入れてください。
実習ではなく、看護補助者同士で役割を交代する等で演習を行ってください。
演習は、必ずオンデマンド講義の視聴完了を確認してから実施してください。演習実施前に視聴が終了していない場合は、演習終了を認められません。
演習ガイドの視聴時間は演習時間に含めて問題ありません。
終了報告と修了証に関すること
全員終了してからでも、演習を終了した人ごとに分けても、どちらでも可能です。
看護師の方には修了証は発行できません。
終了報告書は演習項目ごとに記載してください。
その他
加算の対象については、管轄の地方厚生局にお問い合わせください。
パッケージは、令和6年度診療報酬改定にて新設の地域包括医療病棟等における看護補助体制充実加算の算定要件に含まれている、直接ケアを行う看護補助者を対象とした研修に対応した研修です。
研修修了証交付のためには、受講者1人ひとりの受講管理等が必要なことなどから、施設教材用のモジュールは該当の研修とならず、パッケージの受講が必要となります。
なお、同加算において、看護補助者に年1回の院内研修の受講が必須となっていますが、その院内研修の教材として、モジュール1をご活用いただくことが可能です。