公益社団法人 日本看護協会 - 生きるを、ともに、つくる。

キャリナース 会員専用ページ

研修番号153:
看護管理者に必要な災害時におけるマネジメント

分 類 【4】看護管理者を対象とした研修
時間(目安) オンデマンド180分、リアルタイム3時間
提供方法 オンデマンド研修+リアルタイム研修
配信・開催期間 オンデマンド配信 5月27日~、リアルタイム研修 8月27日13:30~16:30 ※オリエンテーション・休憩時間含む
申込期間 5月27日~ ※定員になり次第、受付終了
研修目的

1.災害時における医療提供体制や国(地域)の防災計画(体制整備)について、理解することができる。
2.災害時における危機管理の考え方(減災・防災・縮災)について、考えることができる。
3.災害時における看護管理者の役割を理解することができる。
4.災害時における自施設(自部署)の課題を明確にし、課題解決に向けた方策を考えることができる。

主な対象 ・看護管理者
・病院看護管理者のマネジメントラダーⅠ~Ⅳ
申込・
受講方法

【応募要件】下記の要件をすべて満たすもの
・看護管理者
・事前課題に取り組み、かつオンデマンド研修とリアルタイム研修を全時間受講可能なこと
【定員】80名
【受講決定】先着順に受講決定します。
【受講方法】オンデマンドによる事前のE-ラーニングと指定日時のリアルタイム研修
 ※リアルタイム研修受講には、オンデマンド研修を全て受講していることが必須
 ▶受講者マニュアル<個人受講者用>(PDF)
【申込】
 初めて日本看護協会の研修に申込される方は、事前にユーザ登録が必要です。
 ユーザ登録・申込についてはこちら
 ▶受講者マニュアル<個人受講者用>(PDF)

 

 研修申込はこちら

受講料
(税込)

個人受講
 会員:8,800円
 一般:13,200円

研修修了証

オンデマンド研修とリアルタイム研修を全時間受講したことが確認できた場合に発行する。

備考

事前課題:あり(事前提出不要)

研修プログラム

オンデマンド研修

単元/主な内容/到達目標 講師(所属等)
※敬称略
時間数
1

●災害時の医療体制の変遷
・過去の災害からの教訓
●国の防災計画と地域防災計画

 

【到達目標】
災害時における医療提供体制や国(地域)の防災計画(体制整備)について、理解することができる

小井土 雄一
(国立健康危機管理研究機構 危機管理・運営局/DMAT事務局 事務局長)

25分
2

●災害時における事業継続計画(BCP)の考え方
・災害時における事業継続計画(BCP)策定
・地域包括BCPの考え方
・平時における事業継続マネジメント活動(BCM)について

 

【到達目標】
災害時における医療提供体制や国(地域)の防災計画(体制整備)について、理解することができる

小井土 雄一
(前掲)

25分
3

●これからの防災・減災・縮災の考え方
・被害を小さく、長引かせない、できるだけ早く回復させる『縮災(Disaster Resilience)』の考え方

 

【到達目標】
災害時における危機管理の考え方(減災・防災・縮災)について、考えることができる

河田 惠昭
(関西大学 社会安全研究センター センター長/阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター センター長)

25分
4

●水害に強い療養環境
・浸水リスクを考慮した治療や療養環境への備え
・今からでもできる療養環境の整備

 

【到達目標】
災害時における危機管理の考え方について、考えることができる

筧 淳夫
(工学院大学 建築学部 教授)

30分
5

●災害時に求められる看護管理者の役割・機能
・災害サイクルに応じた看護マネジメント
・患者、職員、住民を守るための看護管理者の役割

 

【到達目標】
災害時における看護管理者の役割を理解することができる

石井 美恵子
(国際医療福祉大学大学院 東京赤坂キャンパス 医療福祉学研究科保健医療学専攻災害医療分野 教授/災害保健医療研究センター 副センター長)

15分
6

●災害に強い組織づくり
・組織のハード面の強化
・職員教育と人材育成(災害支援ナース、災害リンクナースの活用)

 

【到達目標】
災害時における看護管理者の役割を理解することができる

石井 美恵子
(前掲)

30分
7

●関連機関(施設)との連携・調整
・平時の関連機関(施設)との連携と調整
・支援体制と受援体制の整備(病院支援受け入れ体制の整備など)

 

【到達目標】
災害時における看護管理者の役割を理解することができる

石井 美恵子
(前掲)

30分

※収録時点の講師の所属・職位を記載しています

リアルタイム研修

単元/主な内容/到達目標 講師(所属等)
※敬称略
時間数
-

【実践報告】
●災害時における看護管理者に必要なマネジメント①連携・調整
 ~令和6年能登半島地震災害~
●質疑・応答

【到達目標】
災害時における看護管理者に必要なマネジメント(近隣施設との連携・調整)が分かる

上野 有子
(珠洲市総合病院 前総看護師長)

20分
-

【実践報告】
●災害時における看護管理者に必要なマネジメント②人材育成
・平時における災害への備えと人材育成
・院内研修
●質疑・応答

【到達目標】
災害時における看護管理者に必要なマネジメント(人材育成)がわかる

窪田 直美
(石川県公立大学法人石川県立看護大学 講師/災害看護専門看護師)

20分
-

【演習】
●災害時における自施設(自部署)の現状と課題
●自施設(自部署)の課題解決に向けた方策の検討
●全体共有
●まとめ

【到達目標】
災害時における自施設(自部署)の課題を明確にし、課題解決に向けた方策を考えることができる

<演習支援者>
窪田 直美(前掲)
岡﨑 敦子
(独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 災害看護専門看護師)
今野 美幸
(社会福祉法人北海道社会事業協会 函館病院 副看護部長)

120分

※収録時点の講師の所属・職位を記載しています

トップへ戻る