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2017年

6月号

日本看護協会常任理事 福井トシ子

第31回ICM3年毎大会の開催予定、2017年「国際助産師の日」等
2017年ICM3年毎大会(カナダ・トロント)

今年は6月18〜22日にカナダ・トロントで、ICM(国際助産師連盟)3年毎大会が開催される。日本からも多くの助産師が参加すると予想される。

大会前日には、トロントの街で、何千人もの助産師が一同にパレードをしながらプレゼンスをPRするマーチが行われる予定であり、本会も参加する。

同大会の演題登録には74カ国から1650件の応募があり、705題の口演、500題以上のポスターが採択された。本大会のテーマは「Midwives:Making a difference in the world」である。日本の助産関連5団体(本会、日本助産師会、日本助産学会、全国助産師教育協議会、日本助産評価機構)は協働して、サブテーマ「Midwives: Making a difference through professionalism」に関連した内容の演題「助産関連団体の協働による日本の助産実践能力強化の仕組みづくり」をポスターで発表する。

また、同5団体でブース展示を行い、各団体による紹介パネルと、コミュニティ・スペースを設ける。日本からの参加者にもぜひお立ち寄りいただきたい。

3年毎大会の前には、ICMの最高決議機関として位置づけられる国際評議会が開催され、ICM事業や発行文書の採択・改訂等が決議される。本会からも2名の代表者が出席する。今回はコンピテンシーに関する発行文書の改訂についての検討や、アジア太平洋地域担当理事の改選も行われる予定である。

2017年「国際助産師の日」

【資料】2016年「国際助産師の日」ポスター

毎年5月5日は「国際助産師の日」。2017年のテーマは、「Midwives, Mothers and Families:Partners for Life!」である。日本のICM加盟3団体(日本看護協会、日本助産師会、日本助産学会)は、協働して毎年ポスターを作成しており、今回の担当は日本助産学会である。本会ホームページに掲載されているので、ぜひご活用いただきたい。

ICM発行文書の翻訳

昨年度は、2014年ICM国際評議会(チェコ・プラハ)で承認されたICM発行文書(所信声明)を、日本におけるICM加盟3団体(上記と同じ)が協働し翻訳した。

翻訳した21文書の所信声明のうち、一部のタイトルを以下に紹介する。残る部分は日本看護協会ホームページより参照されたい。日本看護協会ホームページ:発行文書

〈所信声明(一部)〉

①Basic and Ongoing Education for Midwives/助産師の基礎および現任教育、② Birth Registration/出生登録、③ Collaboration and Partnerships for Healthy Women and Infants/健康な女性と乳幼児のための協働・協力関係、④ Debt Cancellation and Other Economic Policies that Affect Health and Safe Motherhood/健康や母体の安全に影響を及ぼす債務取消および経済政策、⑤ Ethical Recruitment of Midwives /助産師の倫理的雇用、⑥Exclusive Breastfeeding and HIV Infection/完全母乳育児とHIV感染[以下略]