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2018年

1月号

ICM会長 フランカ・キャデエ Franka Cadée

日本の皆さまへのごあいさつ

就任直後にメッセージを寄せておりますが、あらためて自己紹介をさせてください。私の名前はFranka Cadée(フランカ・キャデエ)です。このたびICMの会長に就任し、新理事会メンバーとともに、世界に向けて助産師の声を発信できることを大変光栄に思います。

Franka Cadée新会長

新理事会メンバーは、過日カナダ・トロントで開催されたICM3年毎大会(2017年6月)の際に選出され、私とともにICMを運営する責務を担います。ICM理事会で高く評価されている日本の助産師、谷口初美さん(九州大学)とご一緒に仕事ができることも大変うれしく思っています。

私は、助産領域のエキスパートで母体保健に関する国際的アドバイザーとして長年働いてきました。30年以上にわたり、開発戦略・政策開発、擁護、リーダーシップ、プロジェクト管理、パートナーシップなど助産に関するさまざまな領域で仕事をしてきました。人類学的背景も併せ持ち、助産資源のさまざまに異なる国に住んで働いてきた経験から、多様な文化的背景における助産実践の現実的問題も十分認識しています。私は人間的助産を強く支持し、相手を尊重したケアと人権に基盤を置いた手法を助産師たちに奨励しています。

また、2002〜2008年には、ICM理事会の会計責任者を担当し、2008〜2017年は、ロイヤル・オランダ助産師協会(KNOV)代表としてICM評議会に参加してきました。

最初の公式活動報告

ICM会長としての私の最初の対外的な公式任務は、2017年9月の国連総会期間中に同時開催されたさまざまな会議でICMを代表して発言することだった。重責であったが、同時によい刺激を受けて奮起させられ、また非常に有用なものでもあった。

こうした会議の席上であらためて明らかになったのは、「相手を尊重するケアと安全なケアを妊婦と新生児に対して提供する上で、助産師たちが非常に重要な役割を担っている」ということが世界中で認識されていることだった。われわれのパートナーたちは、肯定的な変化を起こすために、社会において助産師がその役割を果たせるように支援することに熱意を示してくれた。

専務理事のサリー・ペアマン、ICM擁護・業務運営管理者のスカーレット・ホーキンズ、およびICM国連代表ジョイス・ハイアットとヴィッキー・ヘドリー各氏とともに、私たちは、ICMの重要な関係者やパートナーたちが組織した多くのイベントに出席した。そうしたイベントの1つの席上で、世界保健機関(WHO)の事務局長テドロス・アダノム博士は、2020年にインドネシア・バリで実施されるICM3年毎大会に出席する強い意志を表明してくれた。

これから、『看護』の読者の皆さまに、ICMの仕事と次の3年毎大会に向けてどのような活動をしていくかについてお話しできることを楽しみにしている。

  • 本誌2017年11月号参照。11月号では下記、新理事会メンバーの写真もご紹介しています。Mary Kirk( 副会長)、Ingela Wiklund(会計)、Dicko Fatoumata S Maiga、Jemima Dennis-Antwi(アフリカ地区理事)、Emmanuelle Hébert、Sandra Oyarzo Torres(アメリカ大陸理事)、Emi Nurjasmi Indomo、谷口初美、Rafat Jan(アジア太平洋地区理事)、Serena Debonnet、Rita Borg-Xuereb、Trude Thommesen(ヨーロッパ地区理事)、Sally Pairman(専務理事)。