日本看護協会とは

専務理事からのワークリポート

月刊『看護』2017年10月号より

専務理事 井伊久美子

専務理事 井伊久美子

第3回理事会(7月27日・28日)報告

第3回理事会

【協  議  事  項】
  • 70周年を契機とした広報活動 タグラインと協会名ロゴの制作について

    目的:
    本年度の事業企画(70周年を契機とした広報活動)に基づき、看護協会の使命や事業が簡潔に表現されたタグライン(コーポレートスローガン、キャッチコピー)とCI(コーポレートアイデンティティ)の観点からデザイン化された協会名ロゴを作成する。協会名ロゴを目にしたり、タグラインを見聞きすることで看護協会を想起でき、特に会員にとって協会活動のシンボルイメージとなるものをめざす。なお、特にタグラインについては2025年に向けた看護協会の活動に即した内容とし、同年までの使用を想起する。また、2015・2016年度の都道府県看護協会広報担当役員会議においても共通で使用できるタグライン制作の要望があったことから、47都道府県看護協会に提供し活用していただく。
    使途:
    名刺、封筒、機関紙の題字デザイン、ホームページ、発行物・印刷物、各種会場のサイン、広報用バックパネル、広告等々。
    制作手順:
    今回のタグライン制作では、すでに「看護の将来ビジョン」をまとめていることから、これを前提とすることで、予算面およびヒアリングの手順や分析についても最小限の実施とする。ヒアリング内容は以下のとおり。

    ①関係者へのヒアリング(前会長、現会長、広報担当理事)
    「看護の将来ビジョン」に込めた思い/「看護の将来ビジョン」を社会と共有・実現する上での課題/医療人や看護職をめざす若者にどんな言葉を贈るか/2025年に看護職は社会にどのように評価される存在になっていたいか/タグラインの浸透に向けて
    ②看護職(一般モニターから会員・非会員含む看護職4名[助産師1名、看護師3名])
    看護職としての仕事歴等/看護職の仕事に対する評価・今後の役割/日本看護協会の認知・「看護の将来ビジョン」について
    ③一般生活者(40代から50代の女性4名、いずれも本人家族に病気や入院の経験あり)
    自分自身や家族の健康に関する意識/これからの時代の医療に対する考え方/看護職に対する考え方/理想とする看護職/看護の将来ビジョン評価

    以上のヒアリングを踏まえ、開発要件を整備し、次のタグライン案を3案作成した。

    A案:求められる、すべての場所へ     日本看護協会
    B案:生きるを、ともに、つくる             日本看護協会
    C案:生きる、のもっともっと、そばへ   日本看護協会

    3案について、47都道府県看護協会においても検討していただき、1つに絞り、第4回理事会で決定する。11月開催予定の70周年式典で公開後、本格使用を想定している。
  • 新会員情報管理体制(ナースシップ)における研修受講履歴管理について

    目的:
    会員が研修受講について以下の操作により、看護職としてのキャリア開発支援を行うこと。以下はすでに承認された履歴管理の流れである。

    ①本会および県協会開催研修を検索し、該当する研修のリンクをクリックし、当該研修の申し込みページを閲覧できる。
    ②各々研修受講申し込みをし、受講する。
    ③研修受講要件を満たした研修について、研修受講履歴が記録され管理される。また、会員である限り研修受講履歴証明をマイページにて管理・印刷が可能となる。
    ④本会および県協会以外の研修受講・学会発表・執筆などの業績について、自ら入力し自己管理できる。

    承認事項:
    ①研修検索と詳細閲覧、県協会ホームページのリンク機能について、以下を可とすることを承認
    47都道府県看護協会と日本看護協会の開催研修を表示し、閲覧できるようにする。また、研修開催年月日や研修テーマ等を検索し、検索結果を閲覧でき、さらに研修の詳細情報(研修内容、講義・演習、研修講師、参加対象、定員等)を閲覧できる。
      *研修の受講申し込みは従来通り、当該県看護協会へ問い合わせることとする。
    ②「研修修了証」の発行と「研修受講履歴証明」について、以下3点を承認

    ・研修修了証の発行については、システム開発範囲から除外し、従来通り県看護協会の判断で実施する。
    ・「研修受講履歴証明」は、会員が職場や自宅で研修修了の証明を印刷し活用できることを目的に、研修主催者(県看護協会・本会)が研修受講の修了を確認し登録した履歴であることを日本看護協会長名で証明するものとする。従来の「研修修了証(主催者の公印のある研修受講修了の証明)」とは区別する。
    ・現在、専門看護師・認定看護師・認定看護管理者の更新に伴う申告において、「研修プログラム参加の証明資料」に関して「本人氏名および主催者の押印のないものは無効」としている点については、早急に本会内で検討を行う。

【報  告  事  項】
  • 「新会員情報管理体制(ナースシップ)」進捗について

    ①会員登録について

    ・2017年度継続および新規入会の手続き状況について
    2017年7月20日現在の継続および新規入会者数は72万4987名である。会費納入の状況は、67万1211名に納入していただいている。登録はしたが、会費納入に至っていない方が5万3776名であるが、次のような対応を実施している。

    〈口座振替の場合〉
    2017年4月以降に手続きをした方は順次口座振替を実施している。2017年3月までに口座振替の手続きを行い振替依頼書が不備でかつ再提出していない方にはコンビニ払込票を送付している。

    〈施設取りまとめで銀行振込の場合〉
    銀行振込をしているが納入済みになっていない施設には都道府県看護協会から会員の特定作業について施設の会員担当者に依頼をしている。銀行振込が完了していない施設については、都道府県看護協会に対象の施設一覧を送付し支払いのお願いを行っている。

    ②職能別の会員登録について

    7月20日現在の会員登録数は72万4987名であるが、2016年度の登録数(71万8234名)との比較では進捗率100.94%である。職能別では、保健師2万74名、助産師2万4560名、看護師64万6983名、准看護師3万3370名となっている。
    また、キャリナースの登録は3万7381名であり、今後、研修履歴管理等が開始される予定に伴い、登録していただけるよう周知をはかりたい。

  • タグラインとは:顧客と潜在顧客、つまり世の中に対して、その企業やブランドが持つ感情面と機能面のベネフィット(優れた点)をわかりやすく伝えるための表現。具体的で、誰にでもわかる言葉で簡潔に書かれている必要がある。目安として15文字程度