日本看護協会とは

会長あいさつ

予防・健康づくりの視点を持ち、あらゆる場で看護の提供を

日本看護協会会長 福井トシ子
日本看護協会会長 福井トシ子

2025年を見据え、社会保障制度改革が加速しています。今後は病院だけでなく、あらゆる場で看護の提供が必要になります。また、疾病からの回復だけでなく、予防と健康づくりの視点が全ての看護職に求められるようになります。

【ビジョンの具体化目指す】

日本看護協会は2015 年に公表した「看護の将来ビジョン」(以下、ビジョン)で、これからの社会に看護がいかに応えていくか、を示しました。
ビジョンにはこれからの看護に必要なことが網羅されています。戦略的で実現可能な2025 年へのロードマップを描き、ぶれずに取り組むことで、社会の期待に応えることができる看護職団体を目指します。

【「あらゆる場での看護」へ】

少子高齢社会にあって、看護職の量の確保はもとより、質を上げることが重要です。厚生労働省の「保健医療2035」がパラダイムシフトとして挙げる「量から質へ」「発散から統合へ」という考え方の通りです。
そのためにも、何よりも急がれるのが「看護基礎教育制度の改革」です。最重要課題として、基礎教育4年制化の実現を目指し、関係者の理解をいただきながら、保助看法改正に向けた取り組みを強化します。
また、ビジョンに示した全世代型の地域包括ケアシステムを目指し、看護職間の連携づくりと、さまざまな場で働く看護職の能力強化を支援し、生涯にわたって切れ目のない看護提供体制を構築していきます。
さらに、看護職の労働環境整備や、「特定行為に係る看護師の研修制度」を組み込んだ新たな認定看護師制度の構築など、看護職の役割拡大にも取り組みます。

【会員、看護職の皆さんへ】

いま社会は、かつてないほどに看護を求めています。この期待に応えることは、日本看護協会の大切な機能と考えています。
あらゆる場で看護を提供できる集団に変わっていくため、一緒に取り組んでいきましょう。