看護師の特定行為研修 シンポジウム

    2024年4月18日更新

    2023年度 開催分について

    日本看護協会は看護師の特定行為に係る指定研修機関連絡会との共催により、2024年2月26日、2023年度特定行為研修シンポジウムを開催した。厚生労働省の「看護師の特定行為に係る研修機関拡充支援事業」の一環として実施され、医療従事者443人、指定研修機関98機関、メディア13社がオンラインで参加した。

    高橋弘枝会長は、開会のあいさつで、あらゆる場で質の高いケアを提供することが必要であり、特定行為研修修了者による看護実践の重要性をあらためて強調した。また厚生労働省医政局看護課より特定行為研修制度の現状と今後の方向性について情報を共有した。

    シンポジウムは「院内から地域へ特定行為研修修了者の活躍を考える」をテーマに、社会医療法人財団董仙会理事長神野正博氏と木澤晃代常任理事が座長を務め、4人のシンポジストの講演のあとに意見交換を行った。参加者からは、特定行為研修の受講、修了者の活用や処遇、在宅における特定行為実践の課題など多くの質問とご意見が寄せられ活発な意見交換を経てシンポジウムを終了した。

    当日の資料について

    ホームページでの資料掲載が終了しましたので、当日の資料は以下のファイルをご参照ください。

    情報提供

    「特定行為研修制度の現状と今後の方向性」
    (厚生労働省医政局看護課看護サービス推進室)

    シンポジウム

    「特定行為研修修了者とともに行う訪問診療の現状」
    (医療法人社団勝優会 するがホームクリニック 医師 齋藤勝也氏)

    「病院と地域をつなぐ特定行為研修修了者の活動と課題」
    (公益社団法人有隣厚生会富士病院 クリティカルケア認定看護師 特定行為研修修了者 林尚三氏)

    「在宅診療で活躍する特定行為修了者の実際と課題」
    (医療法人社団ゆみの ゆみのハートクリニック 特定行為研修修了者 小林由佳氏)

    「特定行為研修修了者が地域で活躍できるための取り組みについて」
    (社会福祉法人聖隷福祉事業団法人本部 人事企画部外部事業課 中山久実氏)

    2022年度 開催分について

    日本看護協会は看護師の特定行為に係る指定研修機関連絡会との共催により、2023年2月15日、2022年度特定行為研修シンポジウムを開催した。厚生労働省の「看護師の特定行為に係る研修機関拡充支援事業」の一環として実施され、医療従事者639人、指定研修機関189 機関、メディア20社がオンラインで参加した。

    福井トシ子会長は、開会のあいさつで、あらゆる場で質の高いケアを提供することが必要であり、特定行為研修修了者による看護実践の重要性をあらためて強調した。また、厚労省医政局看護課看護サービス推進室より特定行為研修制度の現状と今後の方向性について情報を共有した。

    後半は「院内から地域へ特定行為研修修了者の活躍を考える」をテーマに、全日本病院協会の神野正博副会長、木澤晃代常任理事が座長を務め、いとうまもる診療所の伊藤守院長と皮膚・排泄ケア特定認定看護師であるつながる訪問看護ステーションの加藤裕子所長からは、地域を支える活動の実際と課題について発表した。また、藤枝市立総合病院の達家好美副院長兼看護部長からは修了者の活躍への支援について、同じく、藤枝市立総合病院のクリティカルケア特定認定看護師である藤田智和氏は、チーム活動の実際と課題について発表した。 参加者からは、特定行為研修の受講や活用、修了者の処遇、在宅における特定行為の課題等多くの質問とご意見が寄せられ活発な意見交換を経てシンポジウムを終了した。

    当日の資料について

    ホームページでの資料掲載が終了しましたので、当日の資料は以下のファイルをご参照ください。

    情報提供

    「特定行為研修制度の現状と今後の方向性」
    (厚生労働省医政局看護課看護サービス推進室)

    シンポジウム

    「特定行為研修修了者と共に地域を支える在宅診療の実際」
    (いとうまもる診療所 院長 伊藤守氏)

    「特定行為を活用し地域活動の実際と課題」
    (いとうまもる診療所 つながる訪問看護ステーション所長 皮膚・排泄ケア特定認定看護師 加藤裕子氏)

    「専門性が発揮できる特定行為研修修了者の活躍への支援」
    (藤枝市立総合病院 副院長兼看護部長 達家好美氏)

    「研修の学びをいかしたチーム活動の実際と課題」
    (藤枝市立総合病院 クリティカルケア特定認定看護師 藤田智和氏)

    2021年度 開催分について

    日本看護協会は看護師の特定行為に係る指定研修機関連絡会との共催により、2022年2月10日、2021年度特定行為研修シンポジウムを開催した。厚生労働省の「看護師の特定行為に係る研修機関拡充支援事業」の一環として実施され、医療従事者553人、指定研修機関289機関、メディア21社がオンラインで参加した。

    福井トシ子会長は、開会のあいさつで、あらゆる場で質の高いケアを提供することが必要であり、特定行為研修修了者による看護実践の重要性をあらためて強調した。また、厚労省医政局看護課看護サービス推進室より特定行為に係る看護師の研修制度〜行政の動き〜について情報を共有した。

    後半は「地域医療を支える特定行為研修修了者の活動と期待−修了者によるケアの質向上に着目して−」をテーマに、全日本病院協会の神野正博副会長、木澤晃代常任理事が座長を務め、日本海総合病院中村美穂看護部長、上尾中央総合病院特定行為研修担当の香川さゆり科長、なごみ訪問看護ステーションの経営者である川崎広志氏が、特定行為研修受講支援と修了者の活用や地域の看護師を対象とした特定行為研修の実際、特定行為研修修了者・認定看護師・専門看護師を活用した訪問看護ステーション経営の視点について発表した。

    参加者からは、特定行為研修の受講や活用、修了者の処遇、在宅における特定行為の課題等多くの質問とご意見が寄せられ活発な意見交換を経てシンポジウムを終了した。

    当日の資料について

    ホームページでの資料掲載が終了しましたので、当日の資料は以下のファイルをご参照ください。

    情報提供

    シンポジウム

    2020年度 開催分について

    日本看護協会は1月22日、2020年度特定行為研修シンポジウムを、看護師の特定行為に係る指定研修機関連絡会との共催で開催した。厚生労働省の「看護師の特定行為に係る研修機関拡充支援事業」の一環として実施され、特定行為研修修了者をはじめ、医療・看護現場で働く看護職、看護行政関係者など473人がオンラインで参加した。

    福井トシ子会長は、開会のあいさつで、患者・療養者の暮らしと医療を切り離さずその人らしく生きることを支える上で、特定行為を含む看護実践の重要性をあらためて強調した。また、厚労省医政局看護課看護サービス推進室の西宮岳氏は、特定行為研修制度の見直しと活用の促進に向けた最新の動きを共有した。

    後半は「患者・利用者のニーズに沿った特定行為研修修了者の活動と活動支援の方策」をテーマに、全日本病院協会の神野正博副会長が座長を務め、鶴巻温泉病院の小澤美紀看護部長、滋賀医科大学医学部附属病院の吉田和寛看護師長、KA 訪問看護ステーションの瀧澤晴海氏が、修了者の育成ビジョンや医療安全体制上の課題、地域における役割、今後の期待などについて発表した。

    参加者からは、特定行為研修の受講や、活用に関するさまざまな意見が寄せられ、荒木暁子常任理事は、この制度推進の要である看護管理者に向け、管理者の役割や実践事例が掲載された「令和2 年版看護白書―特定行為研修を修了した認定看護師の活用」の一層の活用を呼び掛けた。また、特定行為研修修了者の役割発揮のため、本会として今後も看護管理者などへの周知と理解促進に取り組む姿勢を示した。

    当日の資料について

    ホームページでの資料掲載が終了しましたので、当日の資料は以下のファイルをご参照ください。

    情報提供

    シンポジウム

    「急性期病院の管理者の立場から」
    (滋賀医科大学医学部附属病院看護師長 吉田和寛氏)

    問い合わせ先

    窓口
    日本看護協会内特定行為シンポジウム担当
    TEL
    042-492-7362
    Eメール
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