地域包括ケアの実現を支える看護機能連携システムの構築

重症化予防等における看護職活動モデルの創出

わが国の現在の疾病全体に占める生活習慣病の割合は、死亡原因では6割、医療費では3割を占めており、国民の健康に対する大きな脅威となっています。国民の健康寿命の延伸と医療費の適正化の観点において、生活習慣病やその合併症の発症予防に向けた効果・効率的な重症化予防策の実施は喫緊の課題となっています。

行政、医療機関の外来、企業等において看護職が、生活習慣病の重症化予防のために、患者の指導等の取り組みが行われていますが、効果や課題等の実態が把握されていません。そこで、生活習慣病の重症化予防の効果・効率的な取り組みを目指し、行政保健師が医療機関の外来、企業等の看護職と連携した新たな活動モデルの創出の方策を検討します。今年度は看護職全体の生活習慣病等の重症化予防に向けた活動、看護職間の連携の現状、好事例、課題を把握し、行政保健師を中心とした活動モデルの創出のために必要な保健活動、連携のあり方を検討します。