主催者挨拶

政策実現に向けた「日本看護サミット」

日本看護協会 会長
坂本 すが

2015年、継続的な政策実現活動の一環として、新たな「日本看護サミット」が誕生しました。

「日本看護サミット」は、国民のニーズに応える看護の実践と、あるべき将来像の実現のために、トップリーダーが力を結集し、看護の政策課題と解決に向けた戦略を議論・提言・検証することを目的としています。

今、保健・医療・福祉の提供体制が変革を遂げようとしており、看護にも大きな影響が及んでいます。健康・医療と生活の両方の視点をもった看護職には、多様な場で役割を発揮することが求められ、私たち看護職は、この期待に応えるよう、それぞれの現場で日々努力を続けています。

しかし、現場の努力だけでは解決が困難な課題は山積しており、また、世界に先駆けて少子超高齢社会を迎える我が国においては、今後、経験をしたことがない課題に向き合うことも予測されます。このような政策面から解決が必要な課題について、「日本看護サミット」で看護の力を結集し、議論を進めていきたいと考えます。

「日本看護サミット2017」は、看護基礎教育がテーマです。

今後、ますます大きくなる看護職への期待に応えていくためには、看護職のさらなる看護実践能力の向上が急務であり、特に、これからの時代に活躍できる看護人材を育成するには、看護基礎教育は大きく変わらなければなりません。看護職の育成については、教育と臨床、さらには行政、職能団体など、それぞれが当事者意識を持ち、看護界全体が一丸となって関わっていくことが求められます。今回のサミットでは、質の高い看護を提供するために必要な看護教育を政策的な観点から様々な立場の方々と議論し、課題解決に向けた取り組みを共有したいと思います。

今回は、多くの方々にご参加いただけるよう、日本看護協会通常総会と同会場の千葉県 幕張メッセで、総会前日に開催することとしています。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日本看護協会 会長 坂本 すが