看護実践情報

看護師職能委員会 I(病院領域)の集会・会議

全国看護師職能委員長会 I 〜病院領域〜

【2018年度 第1回(8月8日)】

活動報告をする熊谷委員長
多職種連携の中での専門性の発揮に向け意見交換

熊谷雅美委員長は、昨年度の活動を踏まえ、本年度は①多職種連携における病棟の看護師のさらなる専門性の発揮②地域包括ケアシステム構築に向けた看護管理者の連携―について、情報収集・課題発見などに取り組むとした。

昨年度の情報収集より「身体面・精神面・社会面などさまざまな視点から情報収集を行い、患者の全体像を把握しているため、医療チームの要となりケアの中心を担う」「得られた情報を統合し全人的にアセスメントした上で、治療と生活の双方の観点からケア全体をマネジメントする」「患者の状態の変化を把握した上で、ケアの評価・修正をタイムリーに行い、ケアの質を向上させる」などが、多職種連携における病棟看護師の役割として集約されたことを報告した。加えて、これらの役割に関して全国職能別交流集会(6月)の参加者アンケートの結果から、回答者の約88%が自らの認識と「一致している」「ほぼ一致している」と回答したことを報告した。

その後「医療チームにおいて病棟の看護師がさらに役割を発揮するために必要なこと」をテーマにグループ討議が行われた。討議後に熊谷委員長は「多職種連携の中で看護師がリーダーシップを発揮する力をどのように育成するかが重要」と総括。10月の地区別職能委員長会で議論を重ねていく意向を示した。

地域包括ケアシステム構築に向けた看護管理者の連携についても、各地域での状況が共有された。熊谷委員長は地域の特性に応じた地域包括ケアシステムの構築が進められている今、「病院看護管理者が地域の仕組みづくりに参画し、看護の立場から意見を述べることが求められる」と呼び掛けた。