Nursing Nowフォーラム・イン・ジャパン
分科会3

分科会3 :災害に強いコミュニティ、安全・安心な社会の構築に向けた看護の貢献

概要

阪神・淡路大震災や東日本大震災等の大規模災害を経験する中で、看護職は、災害により生じる健康ニーズ・看護ニーズに応えるだけでなく、災害リスク削減・対応・復旧のあらゆる段階で、災害から人々の生命を守り健康な暮らしを支援する総合的な実践であることを内外に示してきた。また、COVID-19の対応においても最前線でさまざまな困難に対峙している。世界的にも災害への対応が注目を集める中、これまでの災害看護の取り組みを振り返り、災害に強いコミュニティ、安全・安心な社会の構築に向けた看護の貢献、看護の社会的な価値を議論しました。

開催日時

2021年1月21日(木曜日)14時15分~16時15分
※記載の時間は、分科会1~3の時間です。
※無事、終了しました。

企画、企画・実施協力

企画

災害健康危機管理WHO協力センター/兵庫県立大学地域ケア開発研究所

企画・実施協力

日本赤十字社医療事業推進本部看護部、WHOプライマリーヘルスケア看護開発協力センター/聖路加国際大学、日本助産師会、国立国際医療研究センター

動画(MOVIE) ~分科会3(Concurrent Session3)~

日本語

ENGLISH

プログラム

モデレーター 増野園惠氏(兵庫県立大学地域ケア開発研究所 所長)
テーマ 講師 敬称略
災害に強いコミュニティ、安全・安心な社会の構築に向けて
災害に強いコミュニティづくりに向けて何ができているのか、何が必要なのか、減災復興研究の第一人者が看護への期待も含めて講演する。
室﨑益輝氏(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 研究科長)
【講演】COVID-19対応からの教訓:イタリアからの報告
感染拡大第一波の対応で多くの困難に直面したイタリアから、看護職の対応とそこから得られた教訓を報告する。
Walter De Caro氏(イタリア看護師協会 会長)
【パネルディスカッション】災害に強い社会に向けて看護職ができること
看護職による災害への対応、復興や減災への取り組み事例を紹介し、災害に強いコミュニティ、安全・安心な社会に向けて、看護職にできること、すべきことについて考える。
<パネリスト>
井伊久美子(日本看護協会 副会長)
五十嵐ゆかり氏(聖路加国際大学ウィメンズヘルス・助産学 教授)
池田載子氏(大阪赤十字病院国際救援部国際救援課 課長)
濱舘陽子氏(独立行政法人 国際協力機構JICA)
小原真理子氏(清泉女学院大学国際・災害看護学 教授)
<座長>
増野園惠氏(兵庫県立大学地域ケア開発研究所 所長)