看護実践情報

病院の皆さまへ

はじめに

DiNQLは、看護職が健康で安心して働き続けられる環境整備と看護の質向上に向けた、看護管理者のデータマネジメントの取り組み(PDCAサイクル)を支援する仕組みです。そのツール(道具)として、ベンチマーク評価を行うITシステムを提供します。

DiNQL事業に参加することで、自病院・自病棟の労働と看護の質に関するデータを、同規模・同機能を備える病院や病棟と比較したベンチマーク評価を行うことができます。それにより、他施設との違いや自施設の強みと弱みを把握し、経年的な変化をデータで確認しながら、病棟マネジメントの改善、看護実践の強化を進めていくことができます。

「事業の成果」ページから他施設の取り組み事例をご覧いただけます。

主なスケジュール

2023年
3月1日〜6月30日

【参加病院の募集】

  • 新規参加病院は、本会Webサイトから参加申し込み。施設長の同意書を郵送(スキャンしたPDFファイルのメール送付でも可)。事務局より、同意書の拝受を連絡。
  • 継続参加病院は、ITシステム上で継続申請。
  • 2023年度からは同意書の同意事項が追加となるため、2023年度以降の事業参加について改めて施設長の同意書を郵送(スキャンしたPDFファイルのメール送付でも可)。事務局より同意書の拝受を連絡。
    • 2023年6月21日〜30日はリニューアルに向けITシステムを停止するため、Web・ITシステム上からの参加申し込みができません。
      この期間に参加申し込みをされる場合、事務局宛に電話またはメールにてご連絡ください。
4月〜(毎月)

【データの収集・入力】

  • 病棟ごとにデータ入力(入力月・入力頻度は病院・病棟毎に選択可能)。
  • 各月のデータ入力は翌々月末が締め切り。
  • ベンチマーク評価は月ごと、四半期ごとにITシステム上で実施可能。
  • 10月データは全参加病棟が極力入力。
6月

【ID・パスワードの連絡】

  • 参加病院には、事務局よりITシステムへのログインIDとパスワード、資料等一式を提示。(継続参加病院、再参加病院は過去に使用していたものと同じ)
9月、12月、1月、3月、翌年度6月

【病院評価レポート・病棟評価レポートおよび病院間ベンチマークレポートの提示】

  • 病院評価レポート・病棟評価レポートでは、DiNQLに入力された主要アウトカム項目およびそのアウトカムに関連する構造・過程に関する項目について、病院単位および病棟単位で同規模・同機能の他病院と比較した結果を示す。年4回(4〜 6月分: 9月、7〜 9月分:12月、10〜12月分: 3月、1〜 3月分: 6月)提示。
  • 病院間ベンチマーク評価レポートでは、DiNQLに入力された主な項目について病院同士のベンチマーク評価結果を集計。年6回(4〜6月分: 9月、7〜9月分:12月、10月分:1月、10〜12月分: 3月、1〜3月分・年度分:6月)提示。
(同意のある病院のみ)必要時

【Webアンケートの実施】

  • Webアンケートの依頼に関する同意を得られている参加病院のみを対象に、必要時、看護政策の実現に向けた迅速な実態把握や、DiNQL事業の運営改善等を目的にWebアンケート調査を実施。
問い合わせ先

公益社団法人 日本看護協会 医療政策部看護情報課
TEL:03-5778-8495

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