患者安全推進の取り組みに関する事例の募集

我が国の医療安全元年と言われる1999年から、本会では様々な医療安全事業に取り組み、2019年のWHO総会にて制定された「世界患者安全の日」※1(9月17日)についても、制定翌年度から連動した取り組みを行ってまいりました。

2022年の世界患者安全の日のテーマおよびスローガンは、WHOより以下の通り示されています。

  • テーマ:Medication Safety(安全な薬剤療法※2
  • スローガン:Medication Without Harm(害のない薬剤療法※2

この「世界患者安全の日」に関連して、あらゆる場における患者安全の推進及び国民の意識・関心の向上につなげるよう、患者安全推進に取り組まれている事例を募集いたします。特に、患者参画や患者参画を促している取り組みを、是非お知らせください。

お知らせいただいた取り組み内容は、本会公式WEBサイト掲載や協会ニュース連載等を通じて紹介させていただく予定です。


  • 1,世界患者安全の日(9月17日)とは
    2018年、東京で開催された第3回閣僚級世界患者安全サミットにおいて、9月17日を「世界患者安全の日」に定めることが盛り込まれた「患者安全に関する東京宣言」が出された。
    2019年、患者安全を促進する事への人々の意識・関心を高め、国際的な理解を深めるとともに、加盟国間の連携や行動に取り組む事を目的としてWHO総会で「世界患者安全の日(WPSD :World Patient Safety day)」が制定された。(出典;厚生労働書ホームページ)
  • 2,訳:公益社団法人日本看護協会 看護業務・医療安全課

募集要項

対象

看護職が関わって患者安全推進の取り組み(特に、患者参画や患者参画を促した取り組み)を行っている医療機関、介護保険施設、訪問看護ステーション、地域の施設(公共施設や福祉施設等)

〜取り組みの例〜
  • 病院の患者支援室で医療安全に関する患者の声を集め、病院に対して改善に向けた提案を行っている。
  • 多職種協働によりポリファーマシー対策のためのチームを設置するとともに、患者参加型の服薬確認が実施できる仕組みを構築した。

応募方法

下記メールアドレス宛に、①施設名、②職種、③職位、④氏名、⑤取り組みの概要を記載してご応募下さい。

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応募期間

2022年6月1日(水曜日)〜2022年9月末まで

留意事項

  • 取り組み内容について、ヒアリング(Webまたは対面)のご協力をお願いする場合がございます。
  • ヒアリングの結果、取り組み内容を日本看護協会の広報媒体(本会WEBサイト、協会ニュース、雑誌「看護」など)で、公表させていただく場合がございます。
問い合わせ先

日本看護協会 看護開発部 看護業務・医療安全課

電話:03-5778-8548 (月〜金曜日 9時から17時)