健康と療養のための地域包括ケアを支える看護提供体制の構築

CLoCMiP

CLoCMiP関連

CLoCMiP開発・公表、活用ガイド作成までの経緯

日本看護協会は、全国規模で共有できる助産師のためのクリニカルラダーを開発し、2012年に「助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー);Clinical Ladder of Competencies for Midwifery Practice、CLoCMiP」を公表しました。

分娩取り扱い施設においてCLoCMiPを導入・活用するために、2013年に初版の「助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)活用ガイド」を作成しました。
初版公表時は、助産師の実践能力強化が急務であったことから、「助産師のコア・コンピテンシー」1)の4つの要素のうち「ウィメンズヘルスケア能力」を除く、「専門的自律能力」「マタニティケア能力」「倫理的感応力」の3つのコンピテンシーを基にしたCLoCMiPを作成しています。

改訂版「活用ガイド」の作成

2015年以降、妊産婦の産後うつへの対応、子どもへの虐待の問題等の社会的背景を受け、「ウィメンズヘルスケア能力」の検討に取り組み、「2019年度改訂 助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)活用ガイド」で助産師に求められる「ウィメンズヘルスケア能力」を示しました。
2022年の改訂では「ウィメンズヘルスケア能力の助産実践能力習熟段階」を明示し、そのレベルに応じた教育内容を追加しました。
4つのコア・コンピテンシーとの関連性を踏まえ、より実践能力を高めるために、ご活用ください。

助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)活用ガイド

助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)活用ガイド

CLoCMiP:助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)に関する冊子などを掲載しています。CLoCMiP導入や評価などの詳細は、こちらをご確認ください。

CLoCMiPレベルⅢ認証制度

CLoCMiPレベルⅢ認証制度とは

助産実践能力が一定水準に達していることを客観的に評価する仕組みで、CLoCMiPのレベルⅢに至っていることを審査し認証する制度です。日本の助産関連5団体(日本看護協会、日本助産師会、日本助産学会、全国助産師教育協議会、日本助産評価機構)によって創設されました。

認証の目的
  • 妊産褥婦・新生児に対し、安全で安心な助産ケアを提供できること
  • 助産師が継続的に自己啓発を行い、専門的能力を高められること
  • 社会や組織が助産師の実践能力を客観視できること
認証の意義
妊産婦・新生児およびその家族にとっての意義 専門的でより質の高い助産ケアが受けられます。
医療機関にとっての意義 助産ケアの質が保証され、組織が提供する周産期医療機能を果たすことにつながります。
産科医にとっての意義 自律して助産ケアを提供できる助産師であることが分かり、チーム医療において、適切な役割分担が可能になります。
助産師自身にとっての意義 自律した助産実践ができます。
目標達成に向けた、自分の成長が明確になりモチベーションの維持や向上につながります。
認証機関

認証機関は日本助産評価機構です。
2022年度より、新規、更新申請要件が変更になっています。
詳細は一般財団法人日本助産評価機構のサイトをご参照ください。