管理者向け情報

特定行為研修の修了者が、施設・利用者・患者のニーズに沿った活動を行うためには、管理者が研修受講の前から、検討・準備を行うことが不可欠です。検討段階から研修終了後までの準備・体制整備・支援等をご紹介しています。また、実際に修了者が活動している施設の管理者の実践や、活用できる助成金等の情報も掲載していますので、参考にしてください。

研修派遣までの流れ

  • 1.検討段階

    看護管理者

    • 特定行為研修制度についての正確な情報の把握(制度理解)
    • 自組織のニーズ、制度活用の狙い、研修修了者に期待する役割・効果などの検討
    • 中長期的な研修受講・育成の計画(受講人数等)

    研修受講者

    • 特定行為研修制度についての正確な情報の把握(制度理解)
    • 自身や自組織の現状を踏まえ、受講の必要性や目的について検討
    • 自組織の管理者に受講希望を伝え、相談する
  • 2.研修派遣前

    看護管理者

    • 研修修了者の役割や活動について組織で合意形成をはかる
    • 目的にかなった、派遣者を選定する
    • 研修機関や研修内容の情報収集を行い、派遣先を選定する
    • 研修受講中の受講者の身分保障などの検討・準備
    • (自施設実習の場合)実習の指導体制等の整備

    研修受講者

    以下について、管理者と共に検討

    • 研修受講の目的と、修了後の活動の在り方、研修受講先
    • 実習の体制整備
    • 研修期間中の研修と勤務のスケジュール
    • 研修期間中の所属組織への報告体制等
  • 3.研修派遣中

    看護管理者

    • 研修受講者の業務調整など研修受講の支援
    • 修了後の配置・業務時間の検討や安全管理体制の整備
    • 協働する医師との相談体制の構築
    • 施設内での周知

    研修受講者

    • 研修と業務の調整
    • 研修の進捗状況等について、定期的に所属施設と共有
    • 修了後の活動に向けて、管理者と相談
    • 組織内の相談体制(特に医師)の調整の依頼
  • 4.研修終了後

    看護管理者

    • 活動内容や課題を共有・解決するための会議体の設置
    • 活動の周知
    • 活動体制の調整(手順書含む)
    • 指導体制の整備と自己研さんのための支援

    研修受講者

    • 周囲の理解を得るための活動(自身の活動の説明・周知)
    • ニーズに合わせた活動の提案・構築
    • 活動体制の整備
    • 活動および成果の可視化
    • 安全かつ効果的な活動のための自己研さん

特定行為研修の活用に取り組む管理者

自施設の看護師を特定行為研修に送り出し、修了後の活動を支援している管理者の実践をご紹介していきます。研修活用の狙いや体制整備の実際、今後のビジョンなど、自施設での取り組みの参考としてください。

特定行為研修制度を活用に取り組む管理者(印刷用)[PDF465KB]

関連資料

研修受講費用等のなどについて

1.教育訓練給付金

特定講座となっている研修期間において研修を受講している方のうち、要件を満たす方に給付されます。
詳細はこちら

2.人材開発支援助成金

・特定訓練コース労働生産性向上訓練
事務所および事業主団体に対し、賃金助成や経費助成が行われるものです。
詳細はこちら

3.都道府県事業(平成29年は18県が実施)

受講生の所属機関に対し、受講料等の費用や代替え職務雇用の費用助成をするものです。
自県の実施状況については、都道府県行政にお尋ねください。