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協会ニュース 2019年7月号

2019年度第1回記者会見 福井会長、2期目であいさつ

2 期目の抱負を語る福井会長
2 期目の抱負を語る福井会長

日本看護協会は6月18日、2019年度第1回記者会見を開催した。新任の岡島さおり常任理事を迎え、新体制となった執行部があいさつを行った。

冒頭あいさつに立った福井トシ子会長は、まず6月6日の通常総会と理事会で信任を受けて2期目となることを報告。その上で、社会や政策の動向などを踏まえて、「看護基礎教育制度改革の推進」「地域包括ケアにおける看護提供体制の構築」「看護職の働き方改革モデルの推進」「看護職の役割拡大の推進と人材育成」の4つの重点政策を着実に進めていく考えを示した。

看護基礎教育については、「地域包括ケアシステムの構築が進められる中で、その要としての役割を負う看護職の教育体制の拡充はいよいよ急務」として、看護師基礎教育の4年制化の実現を強く訴えた。

そのほか、地域の看護活動の拠点としての訪問看護ステーションの拡充と機能強化に注力すること、多様な場で人々のニーズに迅速・的確に応えて看護職が自律的に実践するためナース・プラクティショナー(仮称)制度の構築を目指すことを説明。さらに、専門職である看護職の就業継続と復職の両方を支援するため、資格を管理し活用する体制についても検討するとした。

続いて、新執行部がそれぞれ自身の担当業務を紹介。19年度の4重点政策・11重点事業については、勝又浜子専務理事が解説した。