お知らせ

協会ニュース2018年4月号

看護基礎教育検討会がスタート

患者の実態に応じた基礎教育の拡充を

厚生労働省は4月12日、第1回看護基礎教育検討会を開催した。本会から、構成員として井伊久美子専務理事が出席。少子高齢化が進む中、人口や疾病構造の変化などに応じた看護職員の養成に向け、今後の看護基礎教育の在り方について検討した。

この日の議題は①看護基礎教育を取り巻く現状と課題②将来を担う看護職員に求められる能力③免許取得前に習得すべき能力を養うために必要な教育内容と方法――の3点。

井伊専務理事は「高齢化が進み、1人で複数の疾患を持つ人もいる。1人暮らしの増加など、複雑な状況にある患者も増えてきた。地域包括ケアの流れの中、入院期間も短くなっており、そのような人が地域に戻って暮らすことをどう支えていくかが課題だ」と指摘。「今後は、一部でなく、全ての看護師にそうした課題に対応する高い総合的能力が求められる」と述べ、患者像の変化に応じて、実習や在宅領域の教育の強化など、基礎教育の拡充を図ることが重要だとの見方を示した。