お知らせ

協会ニュース 2014年3月号

「2013年病院における看護職員需給状況調査」離職率 常勤11.0%、新卒7.9%

新卒は病床規模が大きいほど低い傾向

【2012年度の看護職員離職率】

図1 看護職員離職率(都道府県別)

常勤看護職員の離職率は、前年比0.1ポイント増の11.0%で、過去4 年間大きな増減はなく、11.0%前後で推移している(図1)。
新卒看護職員の離職率は、前年比0.4ポイント増の7.9%で病床規模が大きいほど低い傾向がある。病床規模が大きいほど新卒者の給与が高く、新人看護職員研修の実施率も高いことから、処遇や教育体制の差が離職率に影響していると考えらる。

【効率化が必要な看護業務】

病棟看護師が現在行っている業務のうち、「より効率化が必要な領域」を尋ねたところ、病床規模にかかわらず「薬剤の管理」「書類作成」「書類・伝票の整理」が上位を占めた(図2)。大規模病院ほど「薬剤の管理」の割合が高くなり、小規模になるほど「書類作成」「書類・伝票の整理」の割合が高くなった。

上位3項目は、いずれも平成19年12月28日医政局長通知(「医師および事務職員等との間等での役割分担の推進について」)で他職種との役割分担が可能と明示されているが、現場での周知や対策導入が進んでいないと考えられる。

【月額給与】

来年度採用予定の新卒看護師の予定初任給は、高卒+3年課程卒が平均基本給与額19万7,689円、平均税込給与総額26万2,074円。大卒が平均基本給与額20万4,683円、平均税込給与総額27万200円となった。
勤続10年、31〜32歳、非管理職の看護師の月額給与は、平均基本給与額24万4,392円、平均税込給与総額31万8,010円となっており、前年度からほとんど変化はない。

図2 病棟看護業務のうち効率化が必要な領域