お知らせ

東日本大震災から10年 日本看護協会長のコメント

2021年3月11日

2011年3月11日、東日本大震災が発生しマグニチュード9.0の巨大地震、太平洋沿岸を襲った巨大な津波は、多くの人々の貴重な生命を、生活を奪いました。多くの犠牲になった方々、ご家族・ご友人の皆さまに心から哀悼の意を捧げます。3月まだ雪が降る東北の地で、ライフラインが寸断され、寒さと不自由な避難生活を強いられていらっしゃった多くの皆さまの姿が目に焼き付いています。そして続く、福島県の原子力発電所からの放射性物質の漏出は、さらに避難生活の長期化と健康不安の危機にさらされる最悪の事態をもたらしました。いまだ自宅に戻ることができず避難生活を強いられている方もおられます。やり場のない気持ちを吐露されていた福島県相双地区の看護職はじめ、地域の皆さまの様子が思い起こされます。

日本看護協会は東日本大震災から、災害に備え、乗り越え、不断の努力を通して、人々の健康と命をまもり続ける看護の重要性、力強さをあらためて認識しました。これからも相互に支え合う看護のつながりの重要性、つながりを保障するより良いシステムの構築や、災害看護教育の重要性も再認識し、実践してまいります。

2021年3月11日
公益社団法人日本看護協会
会長 福井トシ子