病院で働く看護師は―
看護師の資格を持って働く人の7割以上が病院で働いています。医療機関のうち、病床(ベッド)20床以上の入院施設をもつ施設を病院といいます。
大きな病院には、内科や外科、小児科、産婦人科、リハビリテーション科、皮膚科、眼科、精神科など多くの診療科があり、それぞれに外来と病棟があります。
外来とは、外から病院を訪れる患者さん、入院しない患者さんを診るところで、外来担当の看護師は、患者さんを観察し、医師などと協働して治療のサポート、ケアを行います。病棟担当の看護師は、入院している患者さんを昼夜問わず交代でみています。
病院では、看護師のほかに医師をはじめ、薬剤師や管理栄養士、理学療法士などいろいろな専門知識を持つ仲間たちと一緒に患者さんの治療やサポートをしています。