看護職の労働環境の整備の推進

ヒアリング・アンケートの詳細

事例施設の選定は、「給与決定方法(人材育成・評価を含む)」についての多様な事例収集を目的とし、自薦・他薦により、「やる気を引き出す給与」等※1の取り組みを行っている病院を公募し、集まった34病院の中から、一定の選定基準※2に基づいて施設選定を行いました。選定された施設のうち、より良い職場づくりを広めていこうという趣旨に賛同が得られ、かつ自施設の給与制度およびその課題・対策などに関する情報公開に協力が得られた10病院を事例としてご紹介します。なお、ここでの給与額などは本会が標準賃金として示しているものではありません。

  • 推薦要件として、そのほかには「キャリア継続・人材育成」「能力・役割の評価」「夜勤の処遇」「専門看護師・認定看護師の評価」「就業経験者のキャリア評価等」などに関する工夫・取り組みを行っている施設
  • 選定基準は、①〜⑤のカテゴリーによる重複が少なく、かつ離職率低下、職員満足度が高いなどの特徴を持つこと。
    ①設置主体別、②病院規模別、③病院機能別、④評価と給与のリンク方法別、⑤看護職の就業継続のインセンティブとなりうる給与の工夫別

看護職の給与に関するヒアリング概要

目的

これまで機密性が高くあまりオープンにされてこなかった病院・施設の給与制度(人材育成・評価制度と連動)に関する実際の事例を収集する。

内容

  • 看護職の人材育成・評価・給与制度
  • 1.による影響
  • 経営状況など

対象

10病院(A病院〜J病院)の経営三者(院長、事務長※、看護部長)

  • 事務長:人事担当部署を含む事務部門の統括者

注)対象病院のうちI病院は、病院管理者、事務長、看護部長の三者

対象病院の抽出

公募による自薦・他薦※1で募った34病院から、できるだけ多くの事例パターン(人材育成・評価・給与決定方法)を収集するため、推薦内容、病院ホームページ、文献等からの情報をもとに、一定の選定基準※2に基づいて社会経済福祉委員会によって10病院を選出。

※1推薦要件:
キャリア継続・人材育成/能力・役割の評価/夜勤の処遇/専門・認定看護師の評価/就業経験者のキャリア評価等/看護職のやる気を引き出す給与の取組みのある施設
※2選定基準:
以下の1〜5のカテゴリーによる重複が少なく、かつ離職率低下、職員満足度が高いなどの特徴をもつ
  • 設置主体別
  • 病院規模別
  • 病院機能別
  • 評価と給与のリンク方法別
  • 看護職の就業継続のインセンティブとなりうる給与の工夫別

実施期間

2009年7月中旬〜9月中旬

方法

本会役職員および社会経済福祉委員の計3〜5名が施設訪問しインタビュー実施。

  • 病院概要、職員状況、経営状況、人材育成・評価・給与制度に関する情報についてアンケート用紙にて事前把握の上でインタビューを実施した。

看護職の給与に関するアンケート概要

目的

経営三者および看護職員の『自施設の育成・評価・給与制度および看護サービスの質への納得感』の把握

対象

  • 経営三者(院長、事務長※、看護部長)
    ※人事担当部署を含む事務部門の統括者
  • 全看護職員

内容

自分の病院の人材育成・評価・給与および病院のサービスの質に対する納得感(全8項目)

実施期間

平成21年10月

方法

無記名自記式アンケート用紙郵送配布・郵送回収。各施設に一括発送し、看護部長から対象者へ配布。記入済み調査票を各自封緘し回収箱にて回収。施設から一括返送。

回収状況

経営三者…有効回収率100%
看護職員…送付総数2,400票で、回収数2,011票(有効回答1,976票)

お問い合わせ先

日本看護協会 労働政策部中央ナースセンター課
TEL
03-5778-8561
FAX
03-5778-5602
Eメール
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