看護実践情報

看護師職能委員会 II (介護・福祉関係施設・在宅等領域)の集会・会議

全国看護師交流集会 II (日時:2012年6月7日、会場:幕張メッセ  国際会議室)

【介護施設・在宅での機能強化を目指す】

【平成23年度 第1回(8月2日)】

地域や在宅での看護の必要性が高まる中、平成23年度に設置され、初の交流集会となった。齋藤訓子委員長は「生活の場で、その人なりの暮らしを支える看護の機能強化が重要になっている。課題を共有し、解決に向けて議論する場にしたい」と抱負を述べた=写真。

同委員会では23年度、主に介護施設で働く看護職について、マネジメント能力の強化、看護師の確保、専門的知識・技術の習得―などを検討してきた。24年度は、介護施設での1.看取りに関する課題整理・提言2.看護職(実務者)向け研修プログラムの普及3.「介護施設の看護実践ガイド(案)」の検証や意見集約などを行う。

午前中は、特別養護老人ホーム芦花ホームの石飛幸三医師が、「平穏死のすすめ」と題して看取り期のケアの在り方について講演した。入居者の認知症や嚥下機能の低下などの問題にどう寄り添うかや、自然死の考え方について語り、介護施設で働く看護職の役割を示唆した。

続くシンポジウムでは、国際医療福祉大学病院の鈴木裕医師、青梅慶友病院の桑田美代子看護介護開発室長、全国老人福祉施設協議会の村上勝彦総務・組織委員長、SN食品研究所の中村信子代表取締役会長が「食べられなくなったらどうするか〜高齢者ケアの意思決定の支え方について」をテーマに、それぞれの実践や体験を語った。

午後からは北海道大学大学院の林裕子准教授と筑波大学大学院の日高紀久江教授が、生き生きと暮らすために経口での食事を目指す看護技術を実演を交えながら紹介した。

全国看護師職能委員長会 II 〜介護・福祉関係施設・在宅等領域〜

【平成24年度 第1回(8月3日)】

今年度、介護施設での看取りに関する課題整理に取り組む看護師職能U。齋藤訓子委員長は「超高齢・多死時代に備え、看取りの体制づくりは必須」と述べ、現状の把握や提言活動に努める姿勢を示した。「介護施設における看護職のための系統的な研修プログラム」の普及や、「介護施設の看護実践ガイド(案)」の検証も進めていく。

9月上旬に行う「高齢者ケア施設で働く看護職員の実態調査」では、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホームで働く本会会員に個別調査を行い、労働環境や看取りケアに関する課題を明らかにする。

講演「高齢者のEnd of LifeCare」は、青梅慶友病院の桑田美代子看護介護開発室長が、最期を迎える高齢者に、看護職が医療と生活の両面からかかわることの重要性を強調。続くグループ討議では、介護施設の看取りケアの課題について意見を交わした。

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