労働条件・環境の改善

看護職のワーク・ライフ・バランスの実現

看護職のワーク・ライフ・バランスとは

これまで看護職は、「生活者」としてよりも「専門職」として仕事を優先させることを画一的に求められ、それができない場合は満足する形での職業の継続がほとんど不可能でした。しかし、看護職も生活者であり、その個人としての生活が成り立たなければ看護職の継続就労や、ひいては専門性の向上は望めません。

看護職の「ワーク・ライフ・バランス」とは、『看護職としての働き方の意識の多様化』が認められ、それを支援する働きやすい環境、質向上の支援が提供され、働き方の選択ができることではじめて、仕事とそれ以外の様々な活動を自らが希望するように調和させられることだと考えています。

看護職のワーク・ライフ・バランス推進ワークショップ

看護職のワーク・ライフ・バランスが実現することで、満足度・職務へのコミットメントが高まり、生産性・継続性で貢献が可能となり、看護ケアの質の向上につながると確信し、様々な取り組みを行っています。

日本看護協会では、平成19年度から多様な勤務形態の導入を通じて、看護職のWLBの実現に向けて取り組んできました。平成22年度からは、都道府県看護協会と日本看護協会が協働して、地域を主体に看護職の働き続けられる職場づくりのための活動を全国的に展開する「看護職のワーク・ライフ・バランス推進ワークショップ」事業をスタートしました。

平成22年度は8都府県30施設が参加し、「看護職のWLB指標調査」をもとに、労働環境の改善にむけたアクションプランを立て、ゴールを目指して取り組んでいます。

看護職のワーク・ライフ・バランス推進ガイドブック

看護職のWLBの実現はどうやって進めていけばよいのか。日本看護協会では、多様な勤務形態の導入を通じたWLBの実現に向け、具体的に行動していただくためのガイドブックとして、『看護職のワーク・ライフ・バランス推進ガイドブック――多様な勤務形態による働き方の変革を目指して』を発行しました。看護職の新時代へWLBナビゲーター「カンゴサウルス」が案内いたします。

看護職のワーク・ライフ・バランス インデックス調査

看護職のWLBの実現に向けた取り組みを始める前に、現状把握をしておく必要があります。自施設の現状を把握するためのツールとして「看護職のワーク・ライフ・バランスインデックス調査」(WLB For Nurse Index:WLBNI)を開発しました。

この調査は、看護管理者が回答する[施設調査]と看護職が回答する「個人調査」から構成されており、WLB支援制度とその基盤となる各種制度の導入状況、個人による制度の認知・利用状況等、WLBの達成状況等がわかるようになっています。

ワーク・ライフ・バランスに関する支援情報

仕事と育児の両立に役立つ情報、助成金事業や相談窓口となる組織、団体等の紹介など、ワーク・ライフ・バランス推進に役立つ支援情報をご紹介しています。

具体的な内容(支援情報)は、現在、下記のページに掲載されています。

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