看護職の労働環境の整備の推進

紹介予定派遣から採用までのプロセス

3.派遣看護職員を決める

  • (1)派遣看護職員提示の依頼
    • 必要な人材の就労条件などを提示し、派遣事業者に人材の提示を依頼する。
    • 就業条件の項目例
      • 派遣期間及び就業日
      • 事業所の名称、所在地、就業場所
      • 従事すべき業務の内容
      • 業務遂行に必要とされる看護技術
      • 直接指揮命令する者
      • 始業及び終業の時刻、休憩時間
      • 安全及び衛生
      • 時間外労働及び休日労働
      • 休日・休暇
      • 苦情の処理・申し出
      • 派遣元責任者(役職、氏名、電話番号)
      • 派遣先責任者(役職、氏名、電話番号)
      • 派遣労働者の人数
      • 福祉の増進のための便宜供与
      • 派遣契約解除の場合の措置
      • その他
  • (2) 依頼業務と人材のマッチング
    • 提示された人材の中から、必要とする業務を行うことができる人材を選択する。
  • (3) 提示された派遣看護職員の評価
    • 紹介予定派遣では労働者の事前特定が認められているため、 派遣看護職員の受け入れ前には履歴書の送付を求め、必ず面接を実施する。
    • 履歴書と同時に、看護師等の免許のコピーの送付を求めるなどして、 面接前に看護師等の免許の確認をしておく。
    • 面接時に派遣看護職員の能力や適性を正確に評価するために、 事前に各機関においてチェックポイントを定めておく。
    • *一般的な質問項目
      • 受け入れ医療機関に関するイメージ
      • 交代制勤務の可否(理由)
      • 独身寮入寮希望
      • 自分の性格について(長所・短所)
      • 趣味・特技等
      • その他
      *紹介予定派遣採用の場合に付加する と良い項目
      • 紹介予定派遣を利用した理由 
      • 紹介予定派遣に関する認識の確認
      • 転職理由
      • 看護師としての経験内容・年数
      • 経験のある科について
      • 診療科目について(理由)
      • 就業条件の確認
        :実施可能な看護技術についての再確認
        :業務範囲・内容の確認
      *観察項目
      • 態度・外観
      • 意欲
      • 堅実性・積極性
      • 協調性
      • 理解力・表現力
      • 常識(教養)
      • 身体機能(健康状態)
  • (4)面接時の説明の実施
    • @紹介予定派遣に関する説明
    • 紹介予定派遣は、直接雇用を予定しているものであることを説明する。
    • 場合によっては直接雇用につながらないこともあることを説明する。
    • A業務範囲・内容の説明
    • 派遣看護職員に業務内容を正確に伝えるために、当該派遣看護職員に任せる業務に必要とされる技術や知識を文書で明示し(職務規定を活用)、十分な説明を行う。
    • B派遣期間中の評価項目の説明
    • 採用内定に至らなかった場合などのトラブルを防止するためにも、派遣期間中の職務遂行能力など(看護知識技術レベル等)の評価項目を説明しておくことが望ましい。
    • 上記評価項目に関しては、各病棟の職務規定(P3,4参照)を参考に明示することが望ましい。
  • (5)労働・社会保険の適用の促進
    • @紹介予定派遣に関する説明
    • 派遣事業者を通して労働・社会保険に加入しているかどうかを確認するとともに、派遣看護職員本人にも直接確認する。
    • 未加入の場合、その理由が適正でないと考えられる場合は、 派遣事業者に対して、労働・社会保険に加入させてから派遣するように求める。