日本看護協会では、看護師と准看護師の業の違い(Q1.参照)にもとづいて整理した役割の違いを踏まえて、業務を区分するべきだと考えており、2019年に「看護チームにおける看護師と准看護師及び看護補助者の業務あり方に関するガイドライン及び活用ガイド」を作成、公表しました。この中で、看護管理者は、看護部門や看護単位の責任者として、看護師から准看護師に適切に指示が出され、対象者の状態に応じた最良の看護が安全に提供されているかを管理・監督する責任があることを示しています。日本看護協会では、看護管理者は看護師が担うべきであり、また同様に療養上の世話の指示を出すほかの役割(リーダー業務等)についても看護師が担うべきと考えています。