看護職の役割拡大の推進と人材育成

認定看護師制度の再構築

日本看護協会では、これまで安全で質の高い医療に貢献できる「特定行為に係る看護師の研修制度」の活用を推進してきました。2015年度からは、認定看護師を対象とした特定行為研修を実施し、臨床実践者として、かつ特定行為研修(研修機関、協力施設)の指導者として、特定行為研修の質向上に貢献し、リーダーシップを発揮する人材を輩出しています。
2017年度から3年間は、本会が実施する認定看護師教育を休講し、認定看護師を対象とした特定行為研修を集中的に行います。

現行の認定看護師制度の教育が始まって、20年が経過しました。今後は、新たな社会ニーズへの対応を目指し、2025年の高齢化の進展による医療や介護の需要増大を鑑み、質の高い医療・介護などのサービスが必要な時に切れ目なく提供され、在宅や地域医療の充実にも貢献できるよう、認定看護師制度を基盤に特定行為研修を組み込んだ新たな教育や役割に発展させ、認定看護師制度を再構築することに取り組みます。

2017年度の事業

  • 現行の認定看護師制度の評価と課題整理
    • 認定看護師や看護関係者、教育機関、看護管理者、関連団体等への調査およびヒアリング等での意見の集約
    • 新たな認定看護師制度の再構築検討のためのプロジェクトチームの設置と現行の認定看護師制度の評価と課題整理
  • 新たな認定看護師の役割機能及び分野に関する具体的な検討
    • 2025年に向けて認定看護師に求められる役割機能についての検討
    • 認定分野の再編に関する検討
  • 新たな認定看護師制度の仕組みの検討
    • 個人および教育機関の認定、更新等の検討
    • 特定行為研修を組み込んだ新たな教育カリキュラムの検討