お知らせ

協会ニュース 2016年6月号

熊本地震・災害支援ナース

【延べ1,961人が被災者をケア】

益城町の避難所

日本看護協会と都道府県看護協会は4月に発生した平成28 年熊本地震の支援として、災害支援ナースの派遣を実施した。派遣は延べ1,961人。熊本県内4市7町村の32カ所の避難所で、被災者のケアに当たった。このほかに都道府県の医療救護班や日本医師会災害医療チーム(JMAT)のメンバーとしても、多数の災害支援ナースが活動した。

熊本県看護協会による県内派遣(レベル1:単独支援対応)は4月17日に開始され、6月14日までに延べ273人が活動している。本会が派遣調整を実施した近隣県派遣(レベル2:近隣支援対応、4月20〜29日および6月1〜10日、派遣元:福岡、長崎、佐賀、大分、宮崎、鹿児島の各県協会)と全国派遣(レベル3:広域支援対応、4月29日〜6月1日、派遣元:九州各県に加え、埼玉、千葉、東京、神奈川、滋賀、京都、大阪、奈良、山口の各県協会)では、延べ1,688人が支援を行った。

現地ではそれぞれ3泊4日で避難所に常駐し、避難者の創傷の手当てやエコノミークラス症候群の予防、避難所の環境調整や感染症予防に取り組んだ。

活動場所などについては、熊本県や自治体と調整して、地域や各避難所の状況に合わせて随時見直しを行ってきた。派遣の終息にあたっても、被災の状況や復興の現状などを踏まえ、行政と調整し、当初5月末までの予定だったものを延長。全国派遣を近隣県派遣に切り替え、派遣先を集約した上で6月10日まで実施した。熊本県看護協会による県内派遣も6月14日まで続けられた。