お知らせ

協会ニュース 2015年10月号

豪雨被害で災害支援ナース派遣

延べ500人が茨城県内で支援活動

9月9日に愛知県に上陸した台風18号通過に伴う影響で、関東・東北地方は記録的な豪雨被害に見舞われた。日本看護協会は、鬼怒川の堤防決壊などにより特に被害の大きかった茨城県内で、同県看護協会のほか近隣1都5県の看護協会との連携・調整の下、災害支援ナースを派遣した。

本会は、発災直後から浸水や家屋損傷などの大きな被害を受けた宮城県、茨城県、栃木県の看護協会と連携し、被害状況の把握や支援の要否について情報共有。その上で、茨城県内への派遣を決定した。

一連の支援活動は、まず11日に「レベル1(被災県内での派遣)」として、茨城県看護協会による派遣が決定。県内の医療機関やJMAT(日本医師会災害医療チーム)での活動を開始した。

14日には、茨城県看護協会が県から避難所8カ所への派遣要請を受けたことで、本会では危機対策本部を招集。対応を「レベル2(近隣支援対応)」に切り替え、支援活動を行うこととした。これにより16日から栃木・埼玉・千葉県看護協会の災害支援ナースが、原則1 避難所につき2人で夜間(午後5時〜翌朝9時)に常駐し、被災者のケアにあたった。18日からは茨城、群馬、東京、神奈川の看護協会からの派遣も加わり、10日1日までに最大15カ所の避難所で支援活動を行った。

レベル2として支援した9月16〜 10月1日の期間で、派遣した災害支援ナースは延べ約500人。活動中は、浸水した自宅の片付けの際に負傷した人や避難生活の疲労が蓄積し体調を崩した人、災害時要援護者などへの対応をはじめ、こころのケア、感染症対策などを行った。

本会は1日でレベル2の派遣を終了。14日現在、レベル1で活動が続いている(16日で終了予定)。