お知らせ

協会ニュース 2014年2月号

「被災地の看護は、いま」

復興フォーラム2014に1,100人が参加

会場が一体となって「花は咲く」を大合唱

 日本看護協会は2月11日、東京・よみうりホールで復興フォーラム2014「被災地の看護は、いま」を開催し、約1,100人が参加した。

坂本すが会長は「看護職たちは、自らも被災者でありながら看護の使命を果たしている。会場の皆さんとともに、復興の推進と看護の未来を考え、行動につなげたい」とあいさつした。

お笑いコンビのサンドウィッチマンのトークショー、被災地の看護職によるリレートークの後、登壇者と会場の参加者で復興支援ソング「花は咲く」を合唱した。

同フォーラムの内容は3月中旬の読売新聞朝刊に掲載予定。

サンドウィッチマンのトークショーで会場は笑いに包まれた

復興フォーラム2014 は、お 笑いコンビのサンドウィッチマ ンがトークショーを行った。宮 城県気仙沼市でのロケ中に被災 し高台に避難した実経験を振り 返り、「自分は生かされたのだ」 と感じ「伝える仕事をしている のだから、できることをしよう」 と支援活動を始めたことや、現 場で印象に残った看護職たちに ついて語った。

リレートーク「被災地の看護は、いま」では、読売新聞東京本社 の編集局総務、南砂氏をコーディ ネーターに、被災直後から現在に至 るまで、現場で継続して活動してい る4 人の看護職が、被災当時の様子 や日々の活動について語った。

八木橋香津代氏(宮城県・スズキ 記念病院看護部長)は電源も食糧も 乏しい中、職員で知恵を出し合いお 産を介助した。千葉美由紀氏(宮城 県・南三陸訪問看護ステーション主 任)は、震災で難病の患児の人工呼 吸のための電源確保で苦労した経験 から、日ごろからの電源確保と地域 のコミュニティが大切と強調した。 堀内由美氏(福島県・相馬看護専門 学校副校長)は地域全体で新人看護 職員の集合研修「相馬灯プロジェク ト」を始動。地元での就職率が高まった。佐々木亮平氏(岩手医科大学い わて東北メディカル・メガバンク機 構臨床研究・疫学研究部門地域住民 コホート分野特命助教)は、保健師 として人が関わり合える空間づくり を進めている。

ロビーに展示された被災地のパネルを熱心に見る参加者

4人の講演を受け本会の中板育美 常任理事は「命あるところに看護が ある。被災地では看護師不足が深刻。 看護師を目指す若い芽が育ってくれ ることを願っている」とまとめた。

最後に、登壇者とサンドウィッチ マン、看護学生らが1,100 人の参加 者と共に復興支援ソング「花は咲く」 を合唱。復興への思いを一つにした。

ロビーでは岩手県、宮城県、福島 県の災害支援活動に関するパネル展 示が行われ、大勢の人たちが熱心に 眺めていた。